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有料老人ホーム(愛知県)

拡大する高齢者向け施設のニーズに応え、
駐車場から『住宅型有料老人ホーム』へ。

住宅型有料老人ホーム 外観

●所在地/ 愛知県

●建物用途/ 有料老人ホーム

●建築面積/ 421.67㎡(127.56坪)

●1階床面積/ 404.11㎡(122.24坪)

●2階床面積/ 384.24㎡(116.23坪)

●延床面積/ 788.35㎡(238.47坪)

経営する駐車場の契約率低迷でお悩みのオーナー様と、高齢者向け施設の需要拡大に伴って新たな事業展開を検討する介護事業者様。 両者を橋渡しする提案が、広い敷地を生かした住宅型有料老人ホームでした。 安定収益と社会貢献を両立し、見学に訪れる入居希望者やご近所の方々にも好評です。

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適切な規模と設備面での配慮で、充実したサービスを実現

「50~60床という提案も他社からありましたが、規模が大きすぎてサービスの質の低下も。かといって10床程度だと経営的に難しい」と事業主様。 そんな声に応えたプランは、2階建てに全29床をレイアウト。 家庭に近い環境づくりとともに、看護師が24時間待機し、医療依存度の高い方でも受け入れられるように設備面でも配慮しました。
廊下とホール・ダイニング 東西に奥行きのある廊下とホール・ダイニングを一体化させ、開放感あふれるムードを創出したフロア構成。個室は日当たりの良い 南側を中心に配置し、出入口はすべてソフトモーション機構の引き戸にしています。白を基調として木目調のクロスを交えた内装は、 見学に訪れた方から「マンションのモデルルームみたい」とのご感想も。 2階ダイニング、個室
メインのダイニングは1階にありますが、入居者の利便性を考慮して2階奥にもリビングおよびダイニングとして使えるホールを設置。 背もたれの大きな椅子やゆったりとしたサイズのソファにより、エレガントに演出されています。 共用スペース同様に、白を基調とする明るいインテリアでまとめた個室。 電動リクライニングベッドを完備するとともに、壁際にはナースコールも備え付けています。 入居者ご自身のタンスなどを置いていただけるよう、クロゼットはあえて扉のないタイプを採用。
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洗面台、手摺
廊下の要所に設けた洗面台はすぐにお湯が出るように、カウンター下に小型電気温水器を設置しました。 廊下両側に連続した手摺を設置。 腰壁部分は車椅子が当たっても傷つきにくく配慮されています。
エレベーター、厨房
入居者が1階と2階を行き来されるときは原則としてエレベーターを利用。 庫内には開閉式のトランクを併設し、ストレッチャーを運び込めるようになっています。 1階の玄関脇に設けられた厨房は、ゆったりとした作業スペースを確保。 勝手口から直接出入りして荷物の搬入ができ、調理された食事はそのまま隣接するダイニングスペースへ。 各種機材は衛生面も考えたステンレス製。
機械浴室、浴室
要介護者を想定し、電動昇降型ストレッチャーとコンパクトな可動タイプのバスタブを組み合わせた機械浴室。 入浴のお手伝いがしやすいように広めの空間とし、明るい色調のタイルを床や壁にあしらっています。 機械浴室のほかにも広めのユニットバスが2室あり、こちらにもリフトを設置しています。
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玄関ホール、バルコニー
床をフラットに仕上げた玄関ホールは、車椅子での出入りにも不自由なし。 青空と白い雲をイメージした天井クロスが出迎えます。 玄関上の奥まった場所はバルコニーとして活用。 北側ですが広めのため日照も十分です。
アプローチ、スロープ
階段とスロープを併設したアプローチ。
スライド式の玄関扉は有効開口900㎜を確保。
正面アプローチ脇のスロープは、車椅子の負担にならない緩やかな傾斜と幅に設計。
市の保健福祉センターに隣接、お洒落な外観デザイン
市の保健福祉センターの隣接地に完成。 最寄駅から徒歩6分と利便性にも優れています。 正面からは2棟構成のように見える外観デザインは圧迫感がなく、お洒落な集合住宅風。
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オーナー様・事業主様の声

オーナー様
オーナー I様
事業主様
事業主
琴葉合資会社
代表 伊藤様

近隣になかった施設で社会に貢献し、安定した収益も。
最適なプランと賃貸条件の提示をいただけたことが決め手です。

有料老人ホームとして土地の再活用を計画されたのはどうしてですか。

オーナー様 もとの駐車場経営は当初順調だったのですが、近隣に料金の安いところや便利な立地の駐車場が増え、あっという間に契約が半減。 一方で税金はどんどん高くなり、固定資産税の納付が負担に…。 ご近所に迷惑をかけたくなかったので商業施設には抵抗があり、何か良い活用法はないかと考えていました。 そんなとき、サンヨーホームズさんから有料老人ホームの新設場所を探す方がいるとお話をいただきました。 「評判の良い事業者様ですよ」と勧めていただきました。

他社からはさまざまな提案もあったようですが、最終的な決め手は何でしたか。

オーナー様 収益面でのリスクや管理の手間を考えると、この場所でのアパート経営は当初から頭にありませんでした。 一時は土地を売ってしまうことも考えたものの、何が建つかわからないというのも不安です。 有料老人ホームなら自分で納得できますし、土地と建物を一括で借りてもらうことで安定的な賃料が得られ、生活の足しにもなると思いました。

利用希望者やスタッフだけでなく、ご近所の皆様にも評判がいいようですね。

オーナー様 老人ホームというと不便な場所に多いイメージがありましたが、ここなら駅から近く、ご家族が来られるときにも便利。 たくさんの方に入ってもらえるのではと期待しています。 それに、いずれは誰もがお世話になるかもしれない施設ですから、ご近所の方にも身近に感じていただけるはず。 この辺りにはなかった社会貢献のできる施設ですし、とてもきれいに造っていただけて満足しています。

新しい事業所に対してご希望されたこと、完成後のご感想を教えてください。

事業主様 他社からもたくさんのお話をいただくなか、サンヨーホームズさんからは最適な立地とプラン、賃貸契約条件を提案していただきました。 利用者様の負担に配慮し、安くて良質なサービスの提供が当初からのコンセプト。 そのための理想的な規模は20~30床、建物は「これが老人ホームなの?」と思わせるような親しみのもてるデザインをお願いしたところ、仕上がりは想像以上でした。 利用者様やケアマネジャー、同業者からの評判も上々ですね。

担当スタッフ

担当スタッフ
営業担当:長 智久
(中部支店)
オーナー様にとっては利回り、事業主様には家賃の設定額がポイント。 建築コストや収支計算に基づき、双方の立場から納得の条件を提示させていただきました。
担当スタッフ
設計担当:桜井 洋一
(中部支店)
事業主様からのご希望もあり、老人ホームらしくない内外観が特徴です。 とくに廊下は明るい色使いにこだわりました。
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