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土地活用 > 建築実例 > 介護・福祉施設実例

有料老人ホーム(福岡県)

広大な梨農園跡地の新たな価値を見出し、
介護予防をテーマにした事業で地域に貢献。

有料老人ホーム 外観

●所在地/ 福岡県

●敷地面積/2885.80㎡(872.95坪)

●1階床面積/981.29㎡(296.84坪)
(内玄関アルコーブ面積 20.70㎡)

●延床面積/ 981.29㎡(296.84坪)

●建築面積/ 983.36㎡(297.46坪)

長らく営んできた梨農園の閉鎖にあたり、広大な土地の活用法を模索していたオーナーのS様。 「サンヨーホームズさんの提案を聞き、これからの時代に合っていると思いました」というプランが、デイサービス併設の住宅型有料老人ホームでした。 事業主様にとっては周囲が開けた理想の環境を得られ、介護予防をテーマとした取り組みは地域の方々にも好評。 敷地内にはかつて梨農園内にあった松を植え、土地の記憶を受け継ぎながら新たな価値を見出しました。

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スポーツジムのような健康増進施設を完備しながら、
自宅のような居心地も提供する親しみやすい空間を提供。

フラットに広がる建物内は、デイサービス用の居間兼機能訓練室および居間・食堂を中心に、居室が計30室。 自立支援型の施設として健康増進のためのスペースが充実し、介護ケアスタッフが運動サポートと24時間体制の介護を実施します。 全体にシンプルさと機能性を追求する一方、自宅のようにくつろげて地域交流の場にもなるよう、家庭的な雰囲気を演出しています。
居間、食堂
1 東西へ延びる廊下の中央に位置し、明るく広々とした居間・食堂。他のスペースも含めて、壁や天井は清潔感ある白を基調にする一方、床には木目調の落ち着いた色を採用しました。 将来的に地域の方が集うカフェとしての活用も想定した、親しみやすい空間です。
洗面台、厨房
2 共用スペースの洗面台。 使いやすいセンサー方式の適温出湯タイプです。 3 居間兼機能訓練室に隣接する厨房は、作業効率を考えてゆったりとしたスペースを確保。 配膳用の窓口とカウンターを併設しています。
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トップライト、廊下
4 平屋のメリットを生かし、居間・食堂横の廊下にトップライトを設置。 自然の光を呼び込みました。 5 両側に居室が並ぶ廊下は、ゆとりのある幅で設計。
デイサービス用玄関、相談室
6 入居者用玄関と分けて設けた、外部からのデイサービス利用者のための玄関ホール。 出入りの集中も考えて、広めのスペースにしています。 7 相談室はコンパクトな室内を有効活用するため、壁の一部をくぼませて棚を設置しています。
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居間兼機能訓練室
8 スポーツジムのようなトレーニングマシンが並ぶ、定員20名の居間兼機能訓練室。 デイサービスではプロのトレーナーが一人ひとりに合わせたプログラムを作り、専門教育を受けたスタッフが運動を指導します。 心地よく利用できるように、南側には大開口も。
事務室、健康管理室
9 2ヵ所の玄関ホールを見守る事務室。 どちらからも出入り可能です。 10 提携先の病院からの定期的な往診を行う健康管理室。 トップライトからの爽やかな外光を取り入れました。
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トイレ、ランドリー
11 使い勝手を考えて、
2方向に扉を設けたトイレ。
12 汚物流し付きのランドリーは
リネン室も併設。
浴室、洗面・脱衣室
13 共用の浴室は南北2ヵ所に用意。 洗い場を広くしたこちらのタイプは、車椅子でも余裕をもって利用できます。 14 洗面・脱衣室。浴室扉は大きく開く3枚引き戸を採用し、奥には勝手口を設置。
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居室
15 居室は18.31㎡で、トイレ・洗面台・冷暖房・ナースコール・クローゼットなどが標準仕様。 南側の居室は採光性に優れ、一部の部屋からはシンボルの松の木を望みます。 16 北側の居室は直射日光が当たらないため、少し白っぽい床色を選んで軽快に演出。
居室の引き戸、トイレ、洗面台
17 縦に並ぶ丸窓で遊び心を添えた居室の引き戸。 車椅子での出入りもスムーズです。 18 居室のトイレ。便座の脇に可動手すりも設置。 19 居室の洗面台とクローゼットも安全性に配慮。
静養室
20 居間兼機能訓練室の奥に設けた静養室。 2面に設けた窓から爽やかな光があふれ、気持ちよく休憩ができます。 21 居住者用とデイサービス用の2ヵ所に分けたエントランスは、テレビモニターホンも完備。
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敷地配置図 プラン図 低層の外観
自然豊かな環境にちなみ「ウェルネスの杜」と命名。 低層棟が周囲の景観に馴染みます。
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オーナー様・事業主様の声

オーナー様
オーナー S様
事業主
ウェルネスの杜 ちくご
代表取締役社長 江上様

高齢化社会に対応した有料老人ホームで資産活用の多角化を図り
地域の方から「遊びに行きたい」と思ってもらえる施設ができました。

土地の新たな活用法として、有料老人ホームを選ばれたのはどうしてですか。

オーナー様 これまでアパートをいくつか経営してきましたが、近隣に競合物件が多くなり、少子化に伴う入居者の減少傾向にも不安がありました。 そこで、将来的なリスク分散のための多角化という意味で、今回は何か別の活用法がないかと考えていたところ、「高齢者向けの施設はどうですか」と提案してくださったのがサンヨーホームズさんだったのです。 ますます進む高齢化社会のニーズに対応し、利回りはアパート経営と同水準だと伺い、これなら安定した収益が得られると感じました。 最終的には、サンヨーホームズさんの高耐久・高耐震の建物と、先々を見据えた事業提案力が決め手になりました。

高齢者向け施設は初めてとのことですが、不安を感じることはありませんでしたか。

オーナー様 基本的な希望として、建て貸しで、事業主さまはしっかりしたところにしてほしいとお願いしました。 そして、条件に合う候補の中から選んでいただいたのが、早くから介護事業を展開してきた実績を持ち、隣町で高齢者向け施設をすでに開業していた事業主さまです。 地域に貢献する取り組みなどのお話を伺い、安心して任せられると思いました。 地域のために少しでも役立つということも嬉しいですね。

今回、新たに有料老人ホームをオープンするに至った経緯をお聞かせください。

事業主様 私どもでは教育や福祉などの公益事業を展開する柱として、人がいきいきと暮らすには元気が一番と考え、九州全域で健康のための運動指導をおこなっています。 とくに高齢者の介護予防に力を注ぎ、その事業を進める中で今回のお話をいただきました。 広大な敷地は自然に囲まれ、高齢者に優しい平屋造りは長屋のように地域の方々にも親しんでいただけるはず。 まさに私どものコンセプトにぴったりの土地とプランを提案していただきました。

サンヨーホームズを事業パートナーとして選んでいただいた決め手は何でしたか。

事業主様 あらかじめ具体的なプランを描いてくれていたので話がスムーズだった一方、「健康」という私どものコンセプトに合わせ、従来の介護施設のイメージを覆すものにしたいとの思いも強くありました。 また、入居者の方の快適性はもちろん、ご家族やお友達からも「ぜひ遊びに行きたい」と言われるような空間が理想です。 そのために床や壁の色をはじめ、さまざまな相談をさせていただきました。 サンヨーホームズさんだからこそ、限りある予算の中で数々の要望に耳を傾けてくださり、実際に形にしていただけたと思います。

担当スタッフ

担当スタッフ
営業担当:松尾 孝宏
オーナーさまから土地活用のご相談を受け、運営方針や家賃設定など細部を確認・調整しながら、自信を持ってお勧めできる事業主さまを紹介させていただきました。
担当スタッフ
設計担当:花田 一孝
敷地の広さを生かし提案したのが平屋造りプランです。 内装は事業主さまの要望にお応えできるよう最大限に努めました。
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