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有料老人ホーム(愛知県)

老朽化した社宅と戸建て住宅の跡地を利用し
リゾートムードの住宅型有料老人ホームへ。

住宅型有料老人ホーム 外観

●所在地/ 愛知県

●敷地面積/1361.32㎡(411.79坪)

●1階床面積/610.45㎡(184.66坪)

●延床面積/ 610.45㎡(184.66坪)

●建築面積/ 636.12㎡(192.42坪)

施設名プレート

社宅および隣接する戸建て住宅の老朽化に伴い、全体を取り壊して新たな土地活用を考えられたO様。 「これからは高齢者向け施設のニーズがますます高まるはず」と判断されました。 そこでご紹介したのが、地元で意欲的に取り組む介護事業主さま。 すぐに意気投合して実現した住宅型有料老人ホームは、専門性の高いスタッフによる高度なサービスに加えて、「インテリアも雰囲気も想像以上」とO様も驚くほど、従来の老人ホームのイメージにとらわれないリゾート風のデザインが特徴です。

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ゆとりの空間から配光プランまで機能性の追求に加えて
入居者さまもご家族も感動する〝3つの驚き〞を用意。

入居者さまにとって一つひとつの空間をゆったりと確保した館内は、「住んでいる方だけでなく、ご家族にも感動してほしい」という事業主さまの意見を反映。 リゾート感あふれるインナーテラス、玄関奥で迎える全面ガラス張りの事務室、外光が降り注ぐ廊下の吹き抜けと、“3つの驚き”を用意しました。 照明は五感に優しく働きかける電球色を基本とし、夜間もスムーズにトイレへ誘導できるよう配光プランに工夫を凝らしています。
食堂
1 リビングスペース 玄関ホールと各居室への廊下を結ぶ動線上にレイアウトした食堂は、高い天井が開放感をきわだたせるオープンスペース。 ブラインドを開ければ庭を望むことが出来ます。 明るい色調を基本にダークブラウンのアクセントをつけたインテリアは、上質さと落ち着きを演出。非日常的な空間を意識して食堂にはあえてテレビを置かず、ソファでくつろげるリビングスペースを奥に併設することで、見守りが必要な方でも安心して過ごせるように配慮しました。
談室兼会議室
2 事務室と隣の相談室兼会議室は、間仕切りを全面ガラス張りにして、空間を広く見せるとともに明るい印象を与えています。 「スタッフには常に外から見られていることを意識してほしい」との事業主さまの声に応え、施設の透明性を前面に打ち出しました。
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有効幅を2.7mの広い廊下
3 有効幅を2.7m とったことで広くスッキリとした廊下に。 トップライトは外光と“ 驚き”をもたらします。
キッチン、スタッフ休憩室
4 キッチンは実用的な家庭向けタイプを採用。 調理は給食会社に委託し、盛り付けをスタッフと入居者さまで一緒に行います。 中にいるスタッフの姿が見えるよう、食堂側の開口部を広めに確保しました。 5 スタッフの休憩室は廊下から見えないように配慮。 コンパクトな空間ながら、窓を大きめに確保して明るく爽やかな雰囲気にしました。
洋室の居室
6 居室はすべて洋室。 壁の1面のみ茶系のクロスを採用し、床はダークブラウンの配色でリゾートムードを演出。 枕元の照明スイッチや多めのコンセントなど使い勝手にも配慮しています。
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トイレ、洗面台
7 トイレには中からも外からも軽く押して開けられる省スペースの折れ戸を採用。 8 配管の工夫でシンク下を広くした洗面台。 車椅子でも無理なく利用できます。
浴室
9 空調管理された脱衣室からフラットにつながる浴室は、
アクセントカラーが印象的。
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玄関ホール
10 周囲に広く確保したガラス面から明るい光があふれる玄関ホール。
装飾のフラワーがエレガントに迎えます。
アプローチ兼エントランス
11 アプローチを兼ねたエントランス。 間接照明に加えて、左右の窓の外に設けた水盤の揺らめきが、天井部を幻想的に彩ります。
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スロープ
12 エントランスへ導くスロープは、距離を長くして傾斜を緩やかに。
広い庭と菜園
南側の広い庭は砂利と人工芝で敷き分け、 用途に応じて使えるように工夫しています。 庭の一角に設けた菜園。 入居者さまとスタッフが一緒になって植物を育てる喜びを実感可能です。
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プラン図
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オーナー様・事業主様の声

オーナー様
オーナー O様
事業主様
事業主
株式会社 心想
代表取締役 梶浦靖紘様

高齢化によるニーズ拡大と信頼できるパートナーとの出会いが決め手。
誰もが第二の人生を楽しめる快適・安心な空間がコンセプトです。

土地の活用法を検討する中で、老人ホームを選ばれた経緯についてお聞かせください。

オーナー様 日本ではますます高齢化が進んでいきますので、老人ホームがこれからのニーズに合っているのではないかと思いました。 資産活用としてはもちろんですが、社会に貢献したいとの気持ちもあり、自分もこれから年齢を重ねていく中で「あったらいいな」という施設をつくりたいと考えていたのです。 そんなとき、サンヨーホームズさんが高齢者向け施設を建てられていることを知り、ご相談した結果、見つけていただいた事業主さまが心想の梶浦さん。 お会いして話をしているうち、考え方も人間性もすばらしい方だと感じ、この会社にぜひお願いしたいと決めました。

老人ホームの計画を進めるにあたり、事業としての不安や心配はありませんでしたか。

オーナー様 どのような事業でも最初は不安と期待が必ずあると思います。 ただ、高齢化社会というニーズがあることに加えて、事業主さまとサンヨーホームズさんという信頼できるパートナーに出会えたことが安心材料。 考え得る投資の中でも一番安全な選択ではないかと判断しました。当初は賃貸アパートにしようかと思案したこともありましたが、計画がスタートした時点で迷いはまったくありませんでしたね。 また、営業の田中さんが事業主さまとの間に入り、費用面でいろいろと気遣いしてくれたほか、設計についてもきめ細かく報告に足を運んでくれたので、不安なくお任せできました。

O様の土地を活用して、新たな介護事業を展開しようと考えたきっかけは何でしたか。

事業主様 サンヨーホームズさんに声をかけていただいたことがきっかけでした。 営業の田中さんにご紹介いただいたとおり素晴らしいオーナーさまで、土地というよりも人を紹介していただいた印象です。 土地は少し特殊な形状ですが、法的な基準さえ満たしていれば、あとは工夫しだいというのが当社の姿勢。 郊外のゆったりとした環境ということで平屋にしましたが、ご近所に迷惑がかからないようにとの配慮のほか、平屋のほうが人件費を抑えられ、入居者さまにも安心していただけるという意味もあります。

今回の老人ホームのコンセプトや特長についてお聞かせください。

事業主様 「老い」といえば日本ではネガティブな印象を持たれがちですが、欧米には「ハッピーリタイヤメント」という言葉があり、第二の人生を楽しむ文化が根付いています。 同様に日本でも老後を楽しんでほしいという思いから、リゾート風のイメージを採用しました。 非日常的な空間を演出しながら、医療的にも介護的にも充実し、24時間快適・安心に過ごしていただくことがコンセプトです。 また、安全面ではサンヨーホームズさんからも多くの提案をいただきました。 指をはさまないように工夫した扉をはじめ、入居者さまの使いやすさを第一に考えた細やかな配慮は、さすが住宅メーカーだなと感動しましたね。

担当スタッフ

担当スタッフ 担当スタッフ
営業担当:田中 義信
オーナーさまと事業主さまの橋渡しが私どもの役割。 O様には最初にご要望すべてを伺い、融資関係の手配も含めて、少しでも条件に合うよう最大限に努めました。
設計担当:進藤 康雄
設計は綿密に打ち合わせを重ね、事業主さまのイメージを形に。 屋根はO様の希望で古い街並みに合う和瓦を用いました。
担当スタッフ
IC担当:松本 ちひろ
清潔感だけでなく、落ち着いた雰囲気の演出が内装のテーマ。 リゾートホテルのようにくつろげる空間を目指しました。
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