注文住宅の外観イメージ作り!外観デザインや間取りがコストに影響

263 view

家づくりはデザインにこだわればこだわるほど、建築費用が上昇しがちです。

注文住宅を建てる上でコストアップするポイントをおさえて、無理なくこだわりを計画に盛り込んでいきましょう。

この記事を読めば、注文住宅にかかる建築費用を抑えつつ、こだわりの外観デザインを実現するヒントが見つかるでしょう。
W-eco design

施工面積を減らす

注文住宅を建てる際に床面積を狭くすれば当然コストは下がります。しかし、設計者が最初に設計したプランから床面積を減らすというプロセスを経ると、所どころに矛盾が生じ、バランスの悪い建物になり、不整合を補う形状への材料費が残り、床面積の割には少し割高、という結果になってしまいます。

注文住宅の予算上限と盛り込みたいポイントの優先順位を明確にして、コストに見合わなさそうであれば設計段階で必要十分なサイズの家を設計する事が満足のいく家づくりになります。

「とりあえず考えて」は後で建築費用のしわ寄せが来ることを忘れずに。

 

間仕切りを減らす

間仕切りを最小限にする事で建築費用を削減することができます。

特に玄関、廊下、階段、といった移動のみのスペースを居室空間に取り込む事でスペースの無駄をなくし、ゆったりとした空間を作ることができます。

植栽を置いたりプライバシーのアイデアは配置するインテリアで工夫する事でデザイン的な楽しみが増し、今後のレイアウト変更もフレキシブルに行うことができるようになります。

 

建物の形状はシンプルに

建物の形はシンプルな箱形にし、外壁の表面積を最小限にする事で材料費・施工費ともにコストダウンができます。

建物は正方形の方が壁面積が少なくなります。また、コーナーの多い形状の建物はその数だけコーナー処理が発生します。

コーナー用の材料は通常の部材よりもコストが高いため、余計にコストアップにつながります。なるべくシンプルな箱形にする事で建築費用のコストダウンを実現できます。

 

総二階建てにして屋根部材のコストダウン

1階と2階の面積がほぼ同じ建物を総2階建、1階よりも2階の面積を狭くした構造を部分2階建と言います。

それぞれの延べ床面積が同じと考えた場合、総2階建ての方が屋根部材や構造がシンプルになり建築費用のコストダウンになります。

 

屋根の形状は単純に勾配もゆるく

屋根はその形状が複雑になる程、建築費用が上がります。

切り妻屋根や、片流れ屋根がシンプルな形状でコストも比較的安くなります。加えて、建てた後のメンテナンスで考えても屋根形状がシンプルな建物は、接続部分から発生する雨漏りなどのメンテナンスコストが比較的かかりにくくなります。

また、屋根の勾配が急になる程、屋根面積が増え、足場を組む面積も多くなりコストアップにつながる事も覚えておきましょう。

 

廊下を極力減らして居室を広く

間仕切りした居室を移動するためだけの廊下は無くすことで役割を持った居室をよりゆったりと広く使う事ができ、不要な壁材などの材料費を抑える事ができます。

見晴らしが良いと空間の居心地が飛躍的に良くなります。オープンな間取りは近年の流行りです。是非シンプルな空間での間取りを検討してみてください。

 

一つの空間に2つの目的を持たせる工夫

例えば、玄関にインナーテラスを取り込んで家族の生活動線に沿った収納や趣味スペースなどを併設する事でスペースを有効活用できます。構造がシンプルになることでコスト高にならない工夫になります。

一つの目的を持った空間に併せてもう一つ機能を持たせる事ができないか、もしくは個室から開放的な空間にする事で解決しないか、そういった視点で見ていく事でよりシンプルかつ機能的で、建築コストにも配慮した注文住宅を実現する事ができます。

 

まとめ

外観デザインや間取りが自由に決められるのは注文住宅ならではのメリットです。

建築費用をコストダウンしたからデザイン性が損なわれる、ということではありませんし、最近ではシンプルな外観デザインもトレンドの一つです。

設計者としっかりイメージを共有し、間取りとの兼ね合いも十分考慮して納得のいくデザインに仕上げましょう。

 

サンヨーホームズでは、ゼロエネルギー住宅(ZEH・ゼッチ)が標準仕様。

そして、環境に優しく家計にも優しい高い住宅性能はそのままに、外観デザインや間取りの設計において無駄が少なく、ご家族が不要と感じるものは大胆にカットしてコストメリットを追求する家づくり「W-eco design(ダブル・エコ・デザイン)の住まい」をご提案いたします。

家づくりを検討されている方にさまざまな資料・カタログを無料でプレゼントしているので、ぜひお申込みいただき家づくりの参考にご覧ください。

カテゴリー:

新着記事

おすすめ記事