ニュースリリース

2011年7月12日
三洋ホームズ株式会社

日本初!AndroidTM (アンドロイド)家庭用ロボット搭載のスマートハウス
エネルギー管理や家族の暮らしを上手におてつだいする「未来家族」が誕生!

 「総合住生活提案企業」である三洋ホームズ株式会社(以下、サンヨーホームズ)は「エコ&セーフティ」を企業コンセプトに、太陽光発電や高耐久耐震技術の先鋭化により“人と地球にやさしい”暮らしをご提案しています。
 この度、スマートハウスである「エネルギー管理や見える化」から一歩先の提案として、それらを生活サポートとして住まう人達に便利に役立てて快適な暮らしを実現する「未来家族」を2011年7月15日より販売開始いたします。
 このアンドロイドアプリケーションの家庭用ロボットを搭載した住宅は、国内においては業界初となります(注1)
 自然エネルギーの活用が謳われるなか、サンヨーホームズでは2008年より「グリーン電力証書」「省エネ見える化」「緊急地震速報」「ネットワーク型蓄電池」と総合型次世代ネットワークシステムを開発してまいりました。
 現在の日本版スマートグリッド(スマートハウス含む)は、発電量や電力使用量を計測したり、再生可能エネルギー(太陽光発電等)を地産地消するための管理システムであることから、サンヨーホームズでは、これらのIT技術を身近な存在として活用できる工夫をしました。「住まい手」と「スマートハウス(IT技術)」の間の橋渡しをしてくれる存在となるのがコミュニケーションロボット「MIRAI SANZO(ミライ サンゾー)」です。
 IT技術は「操作が難しい」と思われがちです。そこでこの操作を簡単にする方法として会話による操作としました。 音声認識があるSANZOは、話しかけるだけで、かわりにSANZOが操作してくれますので難しい操作が不要。 例えば「少し暑いな」と思えば、SANZOに「リビング、エアコン、ON!」と言うだけでエアコンをONしてくれます。 今回の技術は(1)ネットワークシステム、(2)音声制御に対応したアンドロイドアプリケーション(株式会社ナノコネクト)、(3)コミュニケーションロボットの3つの技術から構成されます。「ネットワークシステム」と株式会社ナノコネクトの制作による「音声制御に対応したアンドロイドアプリケーション」と連携することで音声による操作を可能としました。また蓄電池の停電時等におけるデータ管理を可能としました。なお、「ネットワークシステム」については、東芝ホームアプライアンス株式会社のホームITシステム「フェミニティ」の採用を検討しています。
 サンヨーホームズでは、今後も創エネ・省エネ技術を生かした安全・安心の暮らしをご提供してまいります。

注1:国内において、量産型家庭用ロボットを制御するアプリケーションとしてアンドロイドOSを採用した第1号
お問い合わせ先

三洋ホームズ株式会社 商品企画室 TEL: 06-6578-3409 (担当:北澤・横山)

【概要】
 2007年12月に米国で初めてスマートグリッド構想が誕生し、2009年クリーンエネルギー政策に注力しているオバマ大統領就任により、一気に加速いたしました。日本国内においても東京工業大学・東京電力・東芝・日立製作所などが共同で「日本版スマートグリッド」実証実験を東工大キャンパスで2010年度から行うことが報道され、いよいよエネルギーを賢く使う時代となってまいりました。
 特に近年の日本では、発電所の安全性や地球環境保護の流れから、太陽光発電や風力発電をはじめとする自然エネルギーへのシフトが急がれています。しかしながら、自然エネルギーは季節や天候などに左右され不安定であるため、スマートグリッドへの注目が高まってきております。スマートグリッド(次世代送電網)とは、発電所から送電・変電設備、電力会社や家庭、各事業所までをネットワークで結び、電力網全体を監視・平準化できるシステムです。
 一方、スマートハウスとは「情報技術により家庭内のエネルギーを最適に制御できる住宅」を指し、家電や住設機器、創エネ機器(太陽光発電器、燃料電池)、蓄エネ機器(定置用蓄電池、電気自動車を含む)等をネットワーク化し、エネルギー等の需要・供給を賢くマネジメントする仕組みです。
 このシステムにより、より省エネで便利な住宅の実現が見えてきました。しかしながら今後の高齢化などにも対応できるユニバーサルデザインとしての使い勝手がスマートハウスの普及のカギとなります。
 そこで単に「冷蔵庫の使用電気量が見える」「太陽光の発電量が見える」だけではなく、住まう人にとって役立つものであるべきとサンヨーホームズは考えました。
【未来家族の特長】
サンヨーホームズが提案するコミュニケーション型スマートハウス「未来家族」は以下の特徴があります。
    (1)コミュニケーションロボットを搭載することで「賢い家族が加わった」をコンセプトにITの親近感を構築
    (2)永く使えるシステムとなる様、電化機器メーカーの影響を受けないシステム(長寿命住宅)
    (3)ロボット「SANZO」に音声認識機能を搭載することで、会話による機器操作や制御が可能
    (4)外出時には携帯電話によって機器制御や家電操作が可能(エアコン、床暖、お湯貼り、電気錠)
    (5)パソコンによる機器制御や家電操作が可能(エアコン、床暖、お湯貼り、電気錠)
    (6)エネルギーの見える化は、SANZOだけでなく、携帯電話やパソコンでも可能
    (7)色々な情報をSANZOが光ってお知らせ(全7色)
    例1電気の使いすぎ時には「ピンク色」に光って知らせる。
    例2何もせずに放っておくと「水色」に光って寂しがります(機械的にはスリープ状態)
【SANZOの姿】
SANZOが暮らしをサポート
【未来家族が出来ること】
【未来家族のシステム概要】
未来家族のシステム概要図


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