サンヨーホームズ株式会社

サンヨーホームズ

住まいの内まわり

ご家族とスキン・シップでつきあう内装・設備は、いつまでもお互いに気持ちよくいたいものです。

トイレ

便器

●水洗トイレのお手入れ

使用後汚れを見つけたら、そのつど洗い落とすようにすれば掃除に手間がかかりません。

重要

〇クレンザーは陶器や金具の表面に傷をつけ、かえって汚れを目立たせますので使用しないでください。 アルカリ性洗剤(石けん水)も浄化槽の機能を損なうので、汚れの軽いうちに中性洗剤で落とすようにしましょう。 塩酸入りのトイレ用洗剤やシンナー・ベンジン類、殺虫剤、カビ取り剤は、便器や便座を傷めますので使用しないでください。

重要

〇冬期冷え込みが厳しいと、トイレや配管内の水が凍って器具を破損させたり、場合によっては流れ出た水が室内にまで入り込むおそれがあります。 器具の取扱説明書に従い凍結防止対策を図ってください。

●水道栓や金属部分のお手入れ

乾いた布で時々拭いてください。 また、布にミシン油をつけて拭きますと、一層効果的にサビを防げます。 ドアのノブもこまめに拭いて清潔にしておきましょう。


手洗器・洗面器

●手洗器・洗面器のお手入れ

汚れを取るには、スポンジや木綿の布をご使用ください。 汚れがひどい時には、中性洗剤を1 0倍のぬるま湯で薄めた液体を布につけて拭きます。 なお、クレンザーや硬いタワシは表面を傷つけますので、使わないようにしてください。

●鉄分がついた時

水の中に含まれている鉄分が付着した場合には、早目に中性洗剤を使って落としてください。 落ちにくい時には、揮発油を少量使ってみましょう。

重要

〇手洗器・洗面器などは陶器製やプラスチック製ですから、硬い物を当てると、欠けたりヒビが入ったりします。

[カンタン修理法]
●水洗トイレの水が出ない(タンク付の場合)

タンクの中の排水弁が開かないのが原因です。排水弁を動かす鎖(くさり)が何かに引っかかっていないか、また切れていないかを調べてください。 引っかかっている場合は、ハンドルを左右に動かして見てください。 鎖が切れている時は、とりあえずビニールひもか針金でつなげば応急処置できます。

●水洗トイレの水が出ない(タンクレスの場合)

止水栓が十分開いていない場合は、十分に止水栓を開いてください。 そして、ストレーナーを丁寧に掃除してみてください。


●水洗トイレの水が止まらない

まず、止水栓を締めてください。原因は鎖が何かに引っかかっているか、タンクの中に水アカなどが溜まって、排水弁がきっちり閉じないことが考えられます。 古歯ブラシを使って、排水弁の口のまわりをこすってみてください。それでも水が止まらない時は、浮き玉の支持棒を少し下げてみてください。 また、ボールタップのパッキンや排水弁がすっかり減ってしまっていることも考えられます。 専門の水道工事店に頼んで、パッキンを交換してください。

●水洗トイレが詰まって流れない

これは、異物などが詰まっているためです。 水が流れずに溜まっている時は、絶対に水を流さず、異物を取り除きます。


●吸引器で異物を吸い上げる方法

吸引器を便器の吸水口に密着させ、静かに押し付けます。 押し付けた状態から力を入れて勢いよく引き上げます。 これを繰り返します。 溜まっていた水が流れ出し、詰まっていた異物が排水口に出てきたら取り除きます。 最後に水を流し、スムーズに流れることを確認してください。

●トイレットペーバーについて

女性の小用で紙をたくさん使用された場合、小洗浄で使用されますと紙が流れない場合がありますので、大洗浄の方でご使用ください。 一度に流すトイレットペーパーの量は、大洗浄では5m程度を目安にしてください。 また、トイレットペーパーはJIS品(水に溶けやすい)を使用ください。トイレットペーパー以外は流さないでください。

●洗浄に関する注意点

トイレットペーパー以外の紙は流さないでください。 固形物を流すときは必ず大洗浄で流してください。 大洗浄で一度に流すトイレットペーパーの量は5mを目安にしてください。 バリウムなどは水に溶けにくく重いため、一度の洗浄では流しきれない場合があります。 完全に流せない場合は、便器内に残ったバリウムおよび汚物をトイレブラシなどで細かくしたあと、数回洗浄してください。


便器・便座

●便器・便座が汚れたら、乾拭きしてください。 がんこな汚れの場合は、食器用中性洗剤(これ以外は不可)を100倍程度に薄めた液を布につけ、固くしぼってから拭きます。 その後、水道水で湿らせた布で拭き取ってください。

重要

〇トイレ用洗剤は、便座の強度を低下させ"割れ"の原因となりますので使わないでください。

浄化槽

●浄化槽の清掃は年1回以上、また法定点検として使い始めて3〜5ヶ月以内の「設置後等の水質検査」と、その後毎年1回定期的に行う「定期検査」が必要です。 行政により異なる場合がありますので、市町村の担当部署へお問い合わせください。
●長期外出時にブロアの電源を切ったり、便器洗浄時に塩酸や中性洗剤を使ったりしないでください。 槽内の微生物が死滅し、悪臭を放つ原因になります。
●マンホールやブロアの上に物を置かないようにしましょう。 維持管理を妨げるばかりでなく、通風が悪くなり、悪臭発生の原因にもなります。
●ブロア本体から運転音や振動が出ます。またブロアが壊れたり、水害にあった場合は交換が必要です。

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