学生数の増加に対応するために、 新たな学生寮と食堂棟を計画しました。
大学にも運営企業にもメリットのある手法を採用。
もともと80名の学生寮を設けていた関西国際大学様では、運動部強化などに伴う学生数の増加で、近年は部屋数が不足。 寮生の食堂も50席と少なく、交代制で対応していました。そこで開学20周年事業の一環として立ち上がったのが、新学生寮・食堂の開設です。

計画の特徴は、土地のオーナー様である大学と、運営にあたる事業主の関西電力不動産開発様が、建物譲渡特約付定期借地権の契約を結んでいることです。大学が家賃保証して日常の管理も行うことで、事業主様は経営が安定。大学にとっては投資の負担がなく、30年間の契約終了後に建物を譲り受けることもできるのが大きなメリットです。 その仕組みをハード面で支えるのが、耐震・耐久性に優れた長期保証付きの建物を提供するサンヨーホームズ。 リーズナブルな価格や長期メンテナンスフリーの仕様が評価され、設計・施工を担当することになりました。
学生寮
2棟構成の新学生寮は計56室。
各部屋2名が入居するためカーテンで間仕切れるように工夫し、バス・トイレ・洗面のほか、デスクやベッド、無線LAN設備を用意。
オートロックのエントランスやシャッター雨戸など、セキュリティにも配慮しています。