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K医院（兵庫県）
人と街に愛される
理想的な医院併用住宅で大満足
“街の家庭医として、患者さんの話にじっくり耳を傾けられるコンサルタントでありたい”そう願うＫ様が、奥様と理想の医院併用住宅として選んだのはサンヨーホームズでした。閑静な住宅街と調和する明るい南欧風のたたずまいは、戸建感覚ならではのやさしさに満ちていて、一般的な診療所のイメージはありません。地域の新しいシンボルとして、来院する患者さんたちにも、近隣の方々にも好評です。
患者さんの待合室は、明るい南面の特等席に。吹き抜け天井のゆとりで、心地よい開放感を実現。
患者さん本位の地域医療を追求すべく、開業医となられたＫ様ご夫婦。今回の住まいづくりは、以前お勤めの病院からも患者さんが通院可能な土地探しからスタートしました。１階の主要部分を占める待合室の開放感を第一に考え、大きな吹き抜け天井と、たっぷり光を採り込めるビューラインウィンドウを南面に設け、特等席といえるゆとり空間を実現。そして、限られた敷地を有効に活かすため、あえて廊下をなくした間取りは、よりスムーズな生活動線を生み、患者さんと医療スタッフの皆さんのコミュニケーションも深めています。
待合室は、医院らしくない戸建住宅の雰囲気です。 勾配屋根の吹き抜けならではのダイナミックな開放感や、アールに設計した受付カウンターなどの配慮で心やすらぐ空間に。 ２階住居からの騒音対策もD.N.I床遮音システムの採用で万全です。
ブラインドは、目にやさしいパウダーグリーンに設定。 天井のシーリングファンは、室内の空気をやさしく循環させています。
来院した患者さんがリラックスできる、サロンのような待合室。 足元まで光が入る大きな窓と、空気を汚さない床暖房の快適さが好評です。
受付からの視界は良好で、待合室の様子が一目瞭然。高齢の患者さんが多いので、スタッフの目がすみずみまで行き届くようにとの配慮です。玄関ホールで薬を待つ患者さんの様子も、スリット窓から確認できます。
玄関ホールには、靴を着脱する際に便利な腰掛けベンチと手摺を設置。壁には吸湿効果のある珪藻土タイルを貼り込みました。
あたたかみのある印象の診察室。患者さんの不安を軽減するために、一般的な診察室のイメージ解消に努めました。壁には玄関ホール同様に珪藻土タイルを装着。また、隣家への騒音配慮として、窓には開閉音の静かな電動シャッターを採用しています。
最新設備を整えた検査室、レントゲン室。
待合室、診察室と同様のナチュラル系フローリングで、続き間感覚的な広さを実現しています。
さまざまな医療機器類を動線を考慮して配置しました。
備品の収納カウンターには冷蔵庫を組み入れ、吊戸棚や床下収納も設けてスペースを有効活用。 トイレは、サポートスタッフと２人で入れるゆとり設計。ドア幅は車椅子でもらくに通れる80cm以上を確保。緊急時の呼び出しブザーも設置。 
診察室の一部をカーテンで仕切れば、患者さんのプライバシーに配慮しつつスタッフが行き来できる動線が生まれます。検査室のドアの開閉時には、受付から奥の様子も確認できて便利です。
- 建築概要
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●所在地／ 兵庫県
●1階床面積／ 89.43m2（27.05坪）
●2階床面積／ 57.97m2（17.53坪）
●延床面積／ 147.40m2（44.58坪）
●建築面積／ 89.43m2（27.05坪）
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●所在地／ 兵庫県
- 担当スタッフ
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営業担当：中西 正
理想的な“職住一体”を実現
土地探しから任せていただいた信頼に応えるべく、関係者全員が一丸となり取り組みました。理想的な職住一体型を実現できた、と感慨深いです。
設計担当：北川茂男
高齢者の立場を徹底熟慮
高齢者の視点で「居心地の良い場所」を徹底追求。特に玄関ホールと待合室は、熟慮した提案が患者さんにも受け入れられて嬉しいですね。
設計担当：宮本修二
図面以上のゆとり空間を
設計上の課題は、圧迫感の軽減と奥行感の創出でした。吹き抜け効果で「中に入ると想像以上に広い」と評価していただいて嬉しいです。
インテリアコーディネーター：木川 依子
人と街を元気にする配色に
元気の出る明るい配色を基本に、外壁やアクセントタイルはイエロー系で統一。内装も素材を厳選し、さりげなく素敵な空間演出を心がけました。
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