駐輪自転車の仮置き場として市に貸していた土地の契約終了に伴い、新たな活用法を考えることになったオーナー様。 過度な利益追求ではなく、社会に貢献できるものにしたいという思いから、地域でのニーズが高い認可保育園としての利用を検討することに決めたそうです。 これまでにも保育園の建築を数多く手掛けてきたサンヨーホームズでは、オーナー様からのご相談を受けて、保育事業の実績豊富な社会福祉法人とマッチング。 投資するオーナー様のコスト負担にも配慮しながら、借主となる事業主様の希望にそった建物を計画することになりました。
安心・安全はもちろん、 楽しい雰囲気づくりも意識しました。
定員は60名。敷地939㎡というゆとりを考慮し、保育スタッフの目が届きやすく、動線がスムーズな平屋のプランを採用しました。 凸型に配置した建物で園庭の2方向を囲むことにより、お子様の声の広がりを抑え、近隣へ迷惑がかからないよう配慮。 道路に面して広く駐車場も確保しています。
温かみある木調の外壁に園名ロゴをあしらった、かわいらしい外観に対して、館内へ入ると遊び心のある空間が広がります。 保育室はそれぞれパステル系のテーマカラーで壁やカーテンを彩り、トイレに動物柄の壁紙をあしらうなど、親しみやすい雰囲気に仕上げました。 もちろん、安全性への配慮も徹底しています。 お子様同士の衝突を防ぐため廊下を直線にして動線をシンプルにまとめ、建具に指挟み防止の機能を付けるなど、安心してのびのびと過ごせるよう多様な工夫を施しました。