館内へ入るとすぐに、玄関ホールから食堂にかけて一体感のある大空間が広がります。
「入居者さまにどこかへ外食に出掛けているような気分を味わっていただければ」と畑森さま。
インテリアとして幾何学模様の床材や折上天井を採用したほか、食堂には天井の間接照明も備え、高級マンションやホテルを思わせるエレガントな雰囲気を演出しました。
玄関ホールを見渡せるように事務室に窓口を設置。 風除室との間仕切りもガラス張りで見通し良く設計するとともに、オートロックドアで安全性にも配慮。
玄関ホール横の事務室。収納を造り付けることで空間がスッキリ。
洗面台は車椅子での利用にも対応しています。
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スタッフの更衣室はコンパクトに機能を集約。
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厨房にはステンレス製の業務用機器を採用。クックチルド方式を基本としながら、ご飯やスープ類はここで調理して提供します。洗剤などを安全に管理するため、一部に鍵付きの収納も設置しました。
多機能トイレには壁の1面にアクセントクロスをあしらいました。
ストレッチャー対応のエレベーター。カメラも設置し、ホールのモニターで確認できます。
単身用の居室も明るい雰囲気。 夫婦用の居室を含めて全室にコールボタンを備え、万一のときにも安心です。
夫婦での入居にも対応できる広めの居室は計8室を用意。単身専用の居室同様に、入居者の好みでアレンジしやすいようシンプルな内装で統一しています。
居室の洗面台も車椅子対応の仕様を採用。
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各部屋にクロゼットも完備しました。
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各階にゆったりとしたホールを設け、湯沸しなどができるミニキッチンを併設。壁の一部にあしらったアクセントタイルはフロアごとに色が異なり、直感的にどのフロアにいるかを認識できる目印にもなります。
浴室は計3室を完備。広めで内装も落ち着いた色調に。
5階の洗濯室。汚物処理室は各階に用意。
外壁は上質感あるタイル貼り。エントランスなどの異なるタイルでメリハリを演出。
建物の周囲には多様な植栽を施し、四季折々の彩りを楽しめるようにしています。
厨房の勝手口。建物の裏側に設けることで、入居者の動線と重ならないように配慮。
居室はすべてバルコニー付き。災害時には非常階段へ続く避難通路として機能します。