
一般的によく採用されるフローリング材の多くは、ワックス掛けが必要ないノンワックスタイプ。日常的には乾いたモップや雑巾のから拭きで十分です。 汚れが気になるときは、水や中性の住居用洗剤を含ませた雑巾を硬く絞って拭き取ってください。
濡れ雑巾を頻繁に使用すると、表面にひび割れなどが生じることも。 ウェットタイプの商品を使うときは注意書きをしっかりチェックしましょう。 ワックスの塗布については、対象製品や詳しい使い方を各床材の取扱説明書でご確認ください。
日常的なお手入れは、カーペットローラーや丁寧な掃除機がけで大丈夫。 掃除機の目安は1㎡あたり20秒ほど。毛流れに逆らうように掃除機をかけると、毛足の奥に入りこんだ小さなゴミやホコリを吸い取れます。
水性の汚れは中性洗剤やクエン酸、重曹液を浸み込ませた雑巾で、油性の汚れはベンジンを含ませた雑巾でトントンと叩きます。 その際、カーペットの裏側に乾いた雑巾を敷いておくと、床材の色落ちや破損を防ぎます。 天気のいい日に風を通すと湿気を除去でき、ホコリを取れやすくし掃除機の傷みを軽減。ダニの繁殖も防ぎます。
普段は畳の目に沿って、掃除機をかけてホコリを一掃。拭き掃除も畳の目に沿って、必ず乾いた雑巾を使いましょう。 濡れた雑巾を使うと畳本来のツヤや光沢が失われ、大敵である湿気を与えてしまいます。
湿気の吸収に優れた畳は、雨天や換気ができない日が続くとカビが発生することも。 春と秋、よく晴れた日に畳床を日光に当てた畳干しがおすすめ。 できない場合は、畳を浮かして間に空き缶などを挟み、風を通すだけでもOKです。 畳表は直射日光に当たると変色するので、部屋を使わないときはカーテンや障子で日差しを遮りましょう。