ニュースリリース

2023年2月1日
サンヨーホームズ株式会社

必要なものだけに価値を見出す
ミレニアル世代向けのプラン設計

経済合理設計提案「W-ecoダブルエコ designデザイン」導入開始

 このたび、サンヨーホームズ株式会社(代表取締役社長:松岡 久志、本社:大阪市西区)は、新築戸建住宅においてミレニアル世代を対象とした経済合理設計提案「W-eco design(ダブル・エコ・デザイン)」を導入いたします。
 当社では「人と地球がよろこぶ住まい」をコンセプトに、戸建事業においてZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を標準仕様とし、さらに2022年4月には軽量鉄骨住宅においてトップクラスの断熱等性能等級6を満たすZEH水準を上回る基準を標準化することで、2023年1月末時点において2022年度ZEH比率を100%達成しております。
 今回、環境に配慮された従来の高品質な住宅基本性能(ecology:エコロジー)はそのままに、設計提案においてお客様が必要とされない企業目線でのムダな提案箇所を省いたシンプルかつ合理的で経済的な間取り(economy:エコノミー)の二つの「eco」の側面を持つ経済合理設計提案「W-eco design」をルール化いたしました。

※当社調べ( 2023 年 1 月時点、軽量鉄骨プレハブ住宅メーカーにおいて)

■W-eco design(ダブル・エコ・デザイン)とは

W-eco design(ダブル・エコ・デザイン) 
ecology(エコロジー)×economy(エコノミー) ecology(環境保全)とeconomy(経済性)を考えた設計提案、それが「ダブル・エコ・デザイン」です。 環境に良い高品質な住まいをベースに、価値を感じるものだけにお金をかける。 サンヨーホームズでは、お客様の理想の暮らしをしっかりヒアリングし、必要のない飾りや窓を省き、間取りも合理的にシンプルに、お客様が価値を感じていただけるものをご提案します。
①ecology(エコロジー:環境保全)
基本性能として高い品質を保ち、
住むだけで環境に貢献できる。
・ZEHが標準仕様(創エネ・省エネ・高断熱)
・鉄骨系ハウスメーカートップクラスの断熱等性能等級6(ZEH水準は等級5)
・一次エネルギー消費量等級6(ZEH水準:20%削減)を上回る30%削減を満たす性能
②economy(エコノミー:経済性)
ムダを省きつつ暮らしやすさを追求し、
結果的に経済的なメリットを生み出す合理的な間取。
・お客様の暮らし方をヒアリングし“暮らし提案”によるオンリーワンの理想の住まい
・お客様が必要(価値)と感じないムダを省き建築コストを削減
・生涯かかるランニングコストを抑えることを考えた“年単価”発想の住まい

■「W-eco design」の設計コンセプト

(1)構造面

構造躯体をどのように組んで建築するかによって、必要となる構造部材の数量は大きく変わります。規則正しいレイアウトによって、梁や柱、基礎通りが少なくなったり、床や壁を構成するパネルを単純化することによって部材コストを減らすことができます。 基礎伏せやグリットを考慮した柱、耐力壁、制震装置の配置により、構造面にかかる価格検証を行った上で、無駄な建築コストを抑える合理的なご提案を行います。

(2)開口部

共働き世帯において日中の在宅時間が少なく普段から窓を開ける習慣がないことや、ご家族のアレルギー疾患により花粉やPM2.5,黄砂の室内への侵入抑制のため窓の開放をしないご家庭もあります。近年、24時間全館換気システムの導入により必ずしも窓を開放することによる換気の必要性はなくなってきています。 必要と感じない窓を減らしたりFIX窓にしたりすることで、更なる断熱性能の向上や、居住者の不在時における防犯性が高まります。一方で、換気では24時間全館換気システムの有用性のご説明や、採光ではLED照明やセンサー付き照明など、お客様のライフスタイルに応じて利便性やエコに寄与する付加価値提案を行います。

(3)外観

近年の外観デザインにおいては、華美な装飾や複雑な外郭形状(凹凸)としないシンプルな外観を好む方が増えています。意匠に寄与しない外郭形状を減らし、シンプルな形状を推奨することで、構造躯体や部材の必要量を減らし無駄な建築コストを削減します。一方で、シンプルな外観デザインに映えるプラスワンのアクセントや、外構提案を合わせて行います。 また、共働き世帯やご家族のアレルギー疾患による理由から、洗濯物を外で干すことが少ない暮らし方をされているケースも増えてきています。バルコニーを無くすことで設置コストを削減し、防犯性を高め、さらには掃除の手間やメンテナンス等のお客様による不必要な作業を減らすご提案を行います。

(4)内装・間取り

お客様の日常の暮らし方やご家族の性格等をしっかりとヒアリングし、ご家族にとって最適な家事動線のご提案に加え、床や壁に使用される建材にかかるコストを意識した間取りのご提案を行います。 例えば、各居室の収納を一か所にまとめた家族で利用できるファミリークロゼットや、居室ごとの収納配置や建具の有無の検討、洗面室に隣接させた部屋干しコーナーなど、暮らす上で合理的であり、経済的なメリットを追求いたします。

■ミレニアル世代を主な対象に

 1981年~1996年に生まれ、インターネットなどの発展とともに成長してきたミレニアル世代では、仕事とプライベートとのワークライフバランスを重視し、バブル世代のような物欲はなく、身の丈にあったものをのぞむ世代といわれております。また、個性や多様な価値観を尊重し、社会問題への関心も高いとされております。
 これまで長きにわたり住宅市場では、華美な装飾が施された住宅展示場が用意され、週末は家族連れの来場者で賑わっておりました。しかし、実際にお客様が求められる暮らしはご家族により様々で、住宅展示場のように特定の家族をモデルとした間取りで設備や内装も充実した広く大きな住まいは、必ずしも参考になるものではありませんでした。
 そうした中、特にミレニアル世代においては豪華でブランド力のあるものよりも、必要最小限のシンプルな暮らしやデザインを好み、自らが価値を感じるものを重要視し、商品を選ぶ方が多い傾向にあります。そこで当社では、環境に配慮された質の高い住まいでありながら、間取りもコストにおいて経済合理性を追求した無駄のないご提案をさせていただくことで、ミレニアル世代に求められるお住まいをご提案してまいります。
お問い合わせ先

サンヨーホームズ株式会社 営業推進部 

〒550-0005 大阪府大阪市西区西本町一丁目4番1号 オリックス本町ビル
TEL:06-6578-3407 (担当:藤巻)

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