軽量鉄骨住宅の耐用年数は何年?長く住むための工夫とは

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軽量鉄骨住宅の耐用年数は何年?長く住むための工夫とは

住まいづくりを考え始めると、「軽量鉄骨」という言葉を目にする機会が増えるかもしれません。軽量鉄骨造の住宅は「木造や重量鉄骨造の住宅と比べてどんな特徴があるのか」そして「実際どのくらいの年数住めるのか」は、多くの人が気になるポイントです。
せっかく建てるマイホームだからこそ、長く快適に暮らしたいもの。この記事では、軽量鉄骨住宅の基礎知識から、耐用年数の考え方、そして資産価値まで、家づくり前に知っておきたいポイントをわかりやすく解説します。
この記事を読み終えるころには、「軽量鉄骨住宅が自分たちの暮らしに合う選択肢かどうか」を判断できるようになっているはずです。


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軽量鉄骨住宅の特徴と耐用年数を知ろう

マイホームを検討中の人にとって、住宅の耐久性は最も気になる要素のひとつでしょう。住宅の耐久性を考える際の目安となるのが「耐用年数」です。耐用年数は、建物がどれくらいの期間、安全に・快適に住み続けられるかを示す目安のひとつで、住宅選びでは欠かせない視点です。
ただし、耐用年数といっても、法律上の「法定耐用年数」と「実際に住める年数(物理的耐用年数)」は異なります。まずは軽量鉄骨住宅の基本と、耐用年数の考え方を次の順番で整理していきましょう。

・軽量鉄骨の法定耐用年数

・軽量鉄骨の物理的耐用年数

・経済的耐用年数と資産価値

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軽量鉄骨の法定耐用年数

「法定耐用年数」とは、税務上で減価償却の計算に使われる年数のことです。これはあくまで会計上の数字であり、「この年数を過ぎたら住めなくなる」という意味ではありません。
軽量鉄骨の場合は、使用される鉄骨の厚みによって区分があり、3mm以下で19年、3〜4mmで27年、4mm超で34年と定められています。
法定耐用年数はあくまで税法上のルールに基づく計算のための数字であり、建物の物理的な寿命ではないことを理解しておくことが重要です。

 

軽量鉄骨の物理的耐用年数

実際に暮らせる年数、いわゆる「物理的耐用年数」は、法定耐用年数よりも長いです。軽量鉄骨造の住宅は、構造的に耐震性や耐久性が高く、適切な維持管理を行えば60年以上住み続けることも可能とされています。

例えば、定期的な点検や防錆対策、外壁・屋根のメンテナンスを行うことで、安心して長く暮らせる住まいになります。「法定耐用年数=建物の寿命」ではないことを正しく理解することが、住まいづくりの不安を減らす第一歩です。
法定耐用年数だけにとらわれず、「実際にどれくらい住めるのか」という冷静な視点を持ち、軽量鉄骨住宅のメリット・デメリットを検討しましょう。

経済的耐用年数と資産価値

住まいづくりを考える上では「経済的耐用年数」の考え方も重要です。経済的耐用年数は、「市場で資産価値があるとみなされる期間」を指します。
どれだけ物理的に長持ちしても、資産としての価値が下がれば、売却価格や相続評価、ローン返済計画に影響する可能性があります。要するに、「まだ住めるかどうか」と「資産として価値があるかどうか」は別の話なのです。
軽量鉄骨造は、適切なメンテナンスを行うことで、長期間にわたって資産価値を維持しやすい構造です。
将来的なライフプランや資産形成を重視するのであれば、この「経済的耐用年数」を踏まえた家づくりの視点が欠かせません。住宅は「住まい」であると同時に、大切な資産でもあるのです。


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軽量鉄骨に長く住み続けるための工夫

軽量鉄骨住宅は、正しく特徴を理解し、適切にメンテナンスを行うことで、長く快適に暮らせる住まいになります。

もちろんこれは一定の条件を満たした場合の数値ですが、「鉄骨住宅=長持ちする住宅」というイメージに変わりつつあるのは確かです。

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ここでは、耐用年数を延ばすために知っておきたいポイントを以下の順番で紹介します。

・寿命を延ばす設計・施工の工夫

・定期的なメンテナンスが欠かせない理由

・木造やRC造と比較したときのコスパ

 

寿命を延ばす設計・施工の工夫

近年は、軽量鉄骨住宅の耐久性を高めるための技術が進化しています。代表的なものが、鉄骨多層防錆処理と呼ばれる防錆対策です。この対策の導入により、鉄骨の腐食やサビを防ぎ、耐久性が大きく向上します。また、「基礎ピース方式」の採用により、基礎の湿気から建物部分を守ることで劣化を抑えるといった工夫が進んでいます。こうした技術の進歩が、「軽量鉄骨=長く安心して住める住宅」というイメージの定着に一役買っているのです。

定期的なメンテナンスが欠かせない理由

どんなに優れた構造でも、メンテナンスを怠れば長持ちはしません。外壁や屋根、配管などは10〜15年ごとに点検や補修が必要です。メンテナンスに時間や労力をかけるのが難しい場合でも、メーカーが提供する長期保証や定期点検制度を利用すれば、最小限の労力で必要なメンテナンスを実施できます。建物の寿命は購入後のメンテナンス習慣によって大きく変わるという意識を持つことが大切です。例え不具合を発見したとしても、放置せず早期に対応すれば、長く安心して住み続けることができるでしょう。

木造やRC造と比較したときのコスパ

住宅の構造ごとにコストパフォーマンスは異なります。木造住宅は建築コストが低く工期も短い一方、耐用年数の目安は30〜40年程度と比較的短めです。鉄筋コンクリート(RC)造は耐用年数が長く頑丈ですが、建築コストが高く工期も長くなります。その点、軽量鉄骨住宅は価格と耐久性のバランスが良く、住宅づくりにおける「ちょうどいい選択肢」として注目されています。特に、家計への負担を抑えつつ安心して暮らしやすい住まいを手に入れたい共働き・子育て世帯にとって、納得感のある住まいづくりの選択肢になるでしょう。

まとめ

軽量鉄骨住宅は法定耐用年数が短いと感じるかもしれませんが、実際の建物の寿命を延ばすためには、適切な設計・施工と定期的なメンテナンス、そして地震やシロアリへの対策が不可欠です。購入時には、施工仕様、防錆処理、長期保証などの内容をしっかり確認することが、将来を見据えた選択となります。

サンヨーホームズは、建て替えによる資金的負担や環境負荷の大きさに着目し、「建て替えずに永く住み続けられる住まいづくり」を目指しています。当社の住まいは、長寿命住宅の認定制度である『長期優良住宅』にも対応。後から手を入れにくい部分にこだわり、質の高い家を提供します。

住まいの真のコストは、建築費などの初期費用と、光熱費やメンテナンス費などを合わせた「年単位」で考えるべきです。サンヨーホームズでは、建てた後のことも考え、高断熱化による光熱費の軽減をはじめ、メンテナンス費用や将来のリフォーム費用、さらには地震時の修繕費用といった維持費をかかりにくくする質の高い住まいを実現しています。

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