インナーガレージの間取りを考えるコツ!後悔しないためのポイントや建築事例

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インナーガレージ

注文住宅の購入を考えている方に向けて、インナーガレージのある家の間取りのアイデアや間取りを決める際のポイントを詳しく解説します。実際にインナーガレージを作った家の建築事例も紹介するので、間取りを決めるときのアイデアのヒントにしてみてはいかがでしょうか。

この記事を読み終えると、インナーガレージの間取りを決める際に失敗しないコツを把握したうえで、理想のマイホーム作りができるでしょう。

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インナーガレージ(ビルトインガレージ)の間取りを考えるときのポイント

インナーガレージを作る際に、何を意識して考えることが大切なのか分からない方もいるかもしれません。間取りを考えるときの主なポイントは次のとおりです。

 

●インナーガレージの近くでは音や換気対策に注意

●必要な駐車スペースの面積を確認する

●趣味やアクティビティなど他の用途も想像する

インナーガレージの見える玄関ホール
 

それぞれのポイントを見ていきましょう。

 

インナーガレージの近くでは音や換気対策に注意

家の中にガレージがある場合、車のエンジンをかけるときや出し入れするときの音、シャッターを開け閉めするときの音などがするため、寝室のそばに作ると騒音に悩まされるかもしれません。他には、ガレージに充満した車の排気ガスが近くにある居室に逆流する可能性もあります。

 

家の中にガレージを作る場合は間取りに配慮しつつ、騒音や換気の対策を忘れずに行いましょう。ただし、サンヨーホームズのV2Hのように静音設計の電気自動車なら、騒音や換気などの不安を解消するきっかけになります。

 

必要な駐車スペースの面積を確認する

インナーガレージを作る際に、車のサイズや駐車する台数を確認してからガレージの面積を決めることが重要です。車のサイズと駐車に必要な広さを確認しておきましょう。

●普通自動車(幅2.5m、奥行6m):約4.5坪

●軽自動車(幅2.3m、奥行5m):約3.5坪

●車2台:約10坪

 

例えば、国産の普通車1台をガレージに格納したい場合は、約5坪の広さがないと駐車できません。普通車2台を格納するなら、少なくとも10坪以上の広さを確保する必要があります。車椅子を利用する家族がいる場合は、乗り降りに必要なスペースも確保しておきましょう。

 

趣味やアクティビティなど他の用途も想像する

インナーガレージを作る際は、駐車以外の役割を持たせるのかどうかも考えておくことが大切です。収納スペースを設ければ、洗車グッズや工具、趣味などに使用するものを保管できて便利です。

 

また、室内から直接出入りできるようになるため、雨の日でも濡れずに車を乗り降りしたり買い物の荷物を出し入れしたりできます。

 

ただし、動線についてしっかり考えておかなければ使いづらくなる恐れがあります。ガレージをどのように使用したいのか、スムーズに動けるのか、収納できるスペースは十分かなど、あわせて間取りをイメージしておくことが大切です。

 

インナーガレージのある家【注文住宅の建築事例】

インナーガレージのある家の間取りを考える際に、具体的に想像できない方もいるかもしれません。そこで、サンヨーホームズが実際に建てた注文住宅の建築事例をチェックしておきましょう。

 

●広いインナーガレージはレーシングカートの格納と整備に

●インナーガレージの位置関係は音楽レッスン室にも配慮

●インナーガレージへ中からも外からも入りやすい間取り

 

それぞれの建築事例の特徴を確認することで、理想的な家の間取りを想像しやすくなるでしょう。

 

広いインナーガレージはレーシングカートの格納と整備に
(愛知県 S様邸)

インナーガレージ付き住宅の外観

趣味のレーシングカートを触れるインナーガレージ
4台のレーシングカートを所有するご夫婦が暮らすインナーガレージがある家の建築事例です。広いスペースと出入りがスムーズな広い間口を作るために選んだのが、鉄骨造です。鉄骨造にしたことで地震対策はもちろん、柱のない大空間のガレージになりました。

ガレージに換気扇や通風、採光窓を設置し、生活空間を2階に集約したため、車のエンジン音や排気ガスの影響を受けない快適な暮らしを叶えています。

 

インナーガレージの位置関係は音楽レッスン室にも配慮
(大阪府 K様邸)

インナーガレージ付き住宅の外観

ピアノやエレクトーンを置いたレッスン室レッスン室
音楽教室のレッスン室を確保したインナーガレージ付きの3階建ての家の建築事例です。オーナー様は土地の広さから、車2台を駐車できるガレージを室内に作るのは難しいと思っていたそうです。

しかし、鉄骨造の家を選ぶことで壁のない広いガレージと、グランドピアノやエレクトーンを置いたレッスン室のある家を実現しました。また、広々としたリビングの他にも家族5人がそれぞれ個室を確保できる間取りになりました。

 

インナーガレージへ中からも外からも入りやすい間取り
(福岡県 H様邸)

インナーガレージ付き住宅の外観

インナーガレージと庭
大型のルーフバルコニーを作った2階建ての家の建築事例です。間取りは、正面の玄関横にガレージを配し、外からも中からも自由に行き来できるように工夫されています。普通自動車1台を格納しても、荷物の積み入れ・積み下ろしや乗り降りする際に十分な広さがあることも特徴です。

収納棚を置くことで、ガーデニングや車関連のグッズを保管できます。さらに、ガレージの上の空間を活用してルーフバルコニーを設置することで、上のスペースを有効に活用しました。

 

まとめ

室内からインナーガレージに行ける動線のある家は、車の乗降や荷物の搬出入がしやすくなるうえに、雨の日でも濡れる心配がありません。ただし、鉄骨構造による強い「構造躯体」だからこそ、壁のない広々とした空間のインナーガレージを実現しやすくなります。車2台以上置ける広さにしたい場合は、家の構造や間取りを慎重に検討することが重要です。

理想の住まいは暮らし方によって変化していきます。サンヨーホームズでは、リフォームや住み替え、建て替えなど、今あるお悩みを解決して、より快適に過ごせる注文住宅の間取りや暮らし方を提案しています。住まいのお悩みがある方は、サンヨーホームズへお問い合わせください。

 

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