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認可保育園4(大阪府)

土地オーナーさまの安定収益を叶えつつ
地域の深刻な待機児童問題解決に貢献

認可保育園 外観

●所在地/大阪府

●敷地面積/ 682.00㎡(221.65坪)

●1階床面積/246.53㎡(74.57坪)

●2階床面積/245.70㎡(74.32坪)

●3階床面積/245.70㎡(74.32坪)

●延床面積/ 737.71㎡(223.15坪)

月極駐車場に利用されていた土地は、閑静な住宅地に位置する三方道路の角地で約680㎡。 一定の収益は上げていたものの、より有用な活用法としてニーズが高まっていた認可保育園の事業者さまをご紹介しました。 土地オーナーさまも「愛着がある地域のために役立つなら」とご納得され、借地として安定収益が得られることにもメリットを感じられています。

自然の光や風を取り入れた開放的な空間づくりとともに
園内の隅々まで安心・安全対策を行き届かせています。

限られた土地を効率良く活かすため、建物規模は3階建てを採用。 南側に適度な広さの園庭を確保しつつ、駅から近い立地も考慮して駐車場は最低限必要な6台分を整備しています。 また、南北両側にバルコニーを設置することで、どの部屋も自然の風がたっぷりと得られるように工夫。安全面や衛生面への配慮も徹底しました。
1歳児保育室 1歳児保育室
1 壁の一部や手洗い台の腰板にオレンジ色のアクセントを利かせた1歳児保育室は奥行きのある空間に仕上げ、バルコニー側の掃き出し窓を含めた2面採光で光と風をたっぷり取り入れると同時に、白を基調とする内装で明るい雰囲気を際立たせました。 床での転倒によるケガを防ぐため、1歳以下の保育室にはフローリングの下地として厚めのクッション材を使用。 手洗い台はお子さまの自立を考え大きな鏡や手動ハンドルを採用、各保育室には保護者の方がお子さまの様子を見守れるカメラを設置しています。
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0歳児保育室
2 1階の0歳児保育室は優しいピンク色の壁がアクセント。
2歳児保育室
3 2歳児保育室はパステルイエローのアクセントで陽気な雰囲気。 2歳以上になると室内で運動もするため、足首への負担を考えて床下のクッション材はやや控えめに。
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3歳児保育室
4 掃き出し窓や腰窓などが囲む3歳児保育室。 部屋ごとのテーマカラーで雰囲気を変えています。
4歳児保育室と5歳児保育室
5 4歳児保育室と5歳児保育室は可動間仕切りを開放することで大空間へと変身。各種催しなどに対応します。
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園児用トイレ
6 トイレは象型の仕切り板など遊び心も。 7 このトイレは緑色の壁がアクセント。
3階廊下
8 3階廊下。部屋間に挟まれた空間ですが各方向からの光に包まれます。
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エントランス
9 エントランスは人の流れが停滞しないようにゆったりと確保。 ドアの開閉ボタンはお子さまの手が届かない高さに設けています。一角に給食とおやつの展示台を設置。
玄関ポーチ
10 約20㎡の空間を確保したポーチ。広いデッキと大きな靴箱を設けることで玄関の混雑を防ぎます。
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廊下、多目的トイレ
11 廊下からエントランスへ見通しの良い造りにすることで、衝突など不慮の事故を抑制。 隣接する職員室に複数の窓を設けているため、スタッフの目も行き届きます。 12 車椅子などにも対応する多目的トイレ。ライトグリーンのアクセントクロスで明るい雰囲気に。
調理室
13 高窓から光を取り入れた調理室。調理の様子をお子さまが廊下から見学できるようにしています。
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エレベーター、階段
14 誤使用を防ぐ暗証番号式のエレベーター。 15 階段は低く抑え、高低2段の手摺を設置。
倉庫・更衣室
16 デッドスペースを活用した倉庫・更衣室。
菜園スペース
限られた敷地のなかで南側に園庭を確保。芝生を敷き詰め、一角に菜園スペースも。 お子さまが喜ぶ淡いピンクの外壁。バルコニーでも自然の風が感じられます。
敷地配置図、平面図
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事業主様の声

事業主様
事業主
株式会社アイグラン H様

近隣に配慮した安心・安全対策と、丁寧な説明をつくしていただき
皆さまから歓迎していただける認可保育園が実現できました。

この地域で認可保育園を開設しようと考えることになった経緯についてお聞かせください。

事業主様 もともと市内全体で待機児童が非常に多いという背景があり、行政でも認可保育園を開設する事業者を公募していました。 特にこの地域は近隣に認定こども園があるとはいえ、マンション建設が相次ぐなかで保育園が全く足りていないのが実情だったのです。 私どもとしても応募を検討していたところ、サンヨーホームズさんからこの土地をご紹介いただきました。 駅から近いわりに適度な面積があり、そばに小学校があって連携しやすいなど、ここなら最適だと判断したのです。

保育園の開設場所を模索するなかで、土地のオーナーさまとはどのように出会いましたか。

事業主様 サンヨーホームズさんが土地のオーナーさまへ、「漠然と月極駐車場として利用を続けるのはもったいないので、待機児童解消の一助にもなる認可保育園として活用しませんか」と交渉してくださったのです。 オーナーさまには「保育園なら社会的にも非常に意義があるので協力しましょう」とご快諾いただきました。

計画を進めるうえでの課題はありましたか。また、それはどのように解決されましたか。

事業主様 お子さまが通う施設ということで、保護者を含めて多くの方が行き来します。そうすると騒音や交通の問題が生じる可能性もありますが、サンヨーホームズさんはきちんとした対策と地域へのご説明を誠心誠意つくしてくださりました。 着工前に、地元自治会長さまや小学校および認定こども園などへご挨拶に回っていただいたおかげで、十分ご理解を得てスムーズに計画が進められたのはありがたいですね。

保育園づくりのパートナーとしてサンヨーホームズをどのように評価されますか。

事業主様 これまで保育園全体で380ヵ所ほど、認可保育園は約60ヵ所を展開してきました。 毎年新たな保育園を開設するなかで、やはり同じことを続けているだけでは成長がありません。 何か課題が出てくるごとに改善を重ねることが大切だと考えています。 そんな私どもの思いをよく理解してくれるのがサンヨーホームズさん。 少しでも良くなる方法を一緒に考えてくださったからこそ、すばらしい保育園ができました。
担当スタッフ
営業担当:本位田 裕介(大阪支店)
待機児童が問題になる市内でも特に保育ニーズが高いエリアにて、土地オーナーさまと保育園事業者さまを橋渡し。 借地条件の調整や近隣対策にも配慮しました。
担当スタッフ
設計担当:平野 勝治(大阪支店)
建物の配置はもちろん、換気フードの位置や遮蔽パネル設置まで、近隣にお住いの方への配慮を徹底。 同時に敷地を最大限に有効利用できるプランにしました。
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