株主・投資家の皆様へのメッセージです。
~イノベーションの強力な推進~
株主・投資家の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
サンヨーホームズグループは、ビジョンステートメント『我々は、「社会になくてはならない存在」でありつづけます。』、スローガン『人と地球がよろこぶ住まい』のもと、お客様のライフステージに寄り添う「一生のパートナー」として総合「住生活」提案企業として進化を進めております。
「エコ&セーフティ(環境・安全・安心)」を事業コンセプトとし、地球環境保全と人々の安全を守る住まいづくりを通じて、社会課題の解決と企業価値の向上を両立させてまいります。
従来の“坪単価”ではなく、建てた後の維持費等のコストも考えた“年単価”という発想により、長く大切に使っていただける資産価値の高い住宅を提供することが当社の使命です。2026年のスローガンとして、「創造的破壊は成長を生み出す力」~イノベーションの強力な推進~を掲げました。
中長期的な成長を牽引する新たな顧客価値と市場の創造を実現してまいります。
事業概況として、当社の収益の柱はマンション事業と住宅事業であり、2026年3月期の売上比率はマンション事業49%、住宅事業41%となっております。事業展開は4大都市圏に集中し、中でも市場規模の大きい首都圏と近畿圏に投下資本を重点配分しています。
コロナ禍で一時的に用地取得を控えたマンション事業も、現在では完成時販売予定額がコロナ禍前を超える水準で順調に推移しています。
「エコ&セーフティ」の取り組みとして、エコの面では、新規竣工マンションは原則ZEH※1化し、戸建住宅では業界を先駆け2016年からのZEH標準採用を行っております。
セーフティの面では、軽量鉄骨プレハブシステム独自構造体「GSフレームシステム」や制震ダンパー「サンダブルエックス」を採用しています。さらに災害や有事の際にも機能する安全性を実現すべく、多目的な地下空間「Multi Shelter」や浸水被害からの早期復旧「水害に負けない安心の暮らし」の開発などを行っています。
資本コストと株価を意識した経営においては、ROEについては、近年は5%以下であったが、8.7%まで改善いたしました。
現在はPBR1.0倍割れであり、この状況を重く受け止めております。足元の株価は当社の成長力から見て割安な水準に留まっていると分析しております。
流通株式比率は39.3%まで改善し、直近1年間では、1日平均3万6千株前後※2の売買高と流動性は高まっております。
PBR1.0倍以上を目指し、計画的な用地取得と原価低減による強固な利益創出、および適正なレバレッジ水準の維持に努めます。
引き続き有利子負債/売上高比率を50%以下に抑制するとともに、ROEのさらなる向上を図ります。
成長性につきまして、コロナ禍の影響以前の2022年3月期から2026年3月期にについて、営業利益+41.1%、経常利益+38.0%、当期純利益+44.0%と、およそ+40%前後の高い利益成長となっております。
今後の推進事業として、新たな取り組みである和歌山市に誘致する「ゴードンストウン・ジャパン・ウエスト校」の2027年9月開校に向けた建設、また、既存事業では、新たに販売を開始したマンションの早期完売やリノベーションマンションでのスピード感のある販売、当社独自の軽量鉄骨の強みを活かした提案による原価の低減や宅地分譲用地および再販用既存住宅物件の取得を通じた顧客層の拡大等でさらなる利益創出を図ります。
今後も、IR活動の強化による適切な情報開示と、安定的かつ継続的な配当を基本方針とし、企業価値の最大化に尽力してまいります。
引き続き、変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役社長 松岡久志