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土地活用 > 建築実例 > 保育施設実例

認可保育園2(大阪府)

広い土地の活用を考えていたオーナーさまと
保育事業を展開する事業主さまを橋渡し。

●所在地/ 大阪府

●建物用途/ 認可保育所

●敷地面積/ 1,073.00m2(324.58坪)

●1階床面積/ 430.40m2(130.19坪)

●2階床面積/ 451.40m2(136.54坪)

●延床面積/ 881.40m2(266.62坪)

オーナーさまが土地の新たな活用を検討されていた街は、若い世代を中心とした人口流入に伴って増加する待機児童の解消が課題でした。 一方、事業主さまは子育てしやすい環境を整備するため、全国で保育サービス事業を展開。 そんな両者を結びつけたプランが、市の公募に応じた認可保育所の運営です。 持て余していた広い土地から安定収益が得られるとともに、地域活性化やニーズへの対応など社会貢献にもつながりました。

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お子さまの安心・安全への工夫と配慮を徹底しながら
明るく開放的でカラフルな楽しい空間を演出しました。

「安心できる保育所」をテーマに、部屋の隅々まで安全性への気配りを行き届かせると同時に、部屋によって壁紙の色を使い分けるなど、それぞれの空間ごとに楽しくアレンジ。 全国へと保育事業を広げつつある事業主さまの関西での拠点にふさわしく、事業主さまの理念とこれまで蓄積されたノウハウを設備・仕様に反映しました。
南向きの大きな窓から陽光があふれる0歳保育室は、1歳保育室とともに
弾力性の高いクッションフロアを採用。奥に調乳コーナーも併設。
引き戸は閉じても隙間が空く設計。
指をはさみにくいので安心です。
関係者のみがパソコンや携帯電話で外出先からお子さまの様子を確認できるウェブカメラ。
0歳保育室に設置された調乳コーナー
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イエロー系の壁紙と2面採光で明るい1歳保育室。奥と手前の2ヵ所にトイレへの出入口を設けました。 オレンジ系とカラフルな柄入りの壁紙を組み合わせた2歳保育室。一時保育室と統合し、大空間としても使えます。
3歳保育室は4歳・5歳保育室と同様に、壁紙は淡いグリーンを基調にまとめています。 引き戸4枚の入口もガラス面を大きくあしらい、空間の広がりをきわだたせました。 2歳以上の保育室は走り回りやすいように少し硬めの床材を採用。 4歳保育室は3歳・5歳保育室にはさまれた中部屋ですが、園庭に面する広い窓から明るい光が入ります。
1階は間仕切りのパーティションを全開放することにより、保育室3室を統合した大空間へも変身。 必要に応じて2室のみを統合するなどフレキシブルに使い分けられ、季節のイベントや入・卒園式をはじめ大勢での集まりに対応可能です。
腰窓も併設した2面採光の5 歳保育室。 いずれの保育室も大きな鏡付きの手洗い台を設置しています。
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エントランスホールの正面にレイアウトした事務室。 ガラス張りの引き戸4枚で開放感を高め、エントランス側の人の出入りが見通しやすいように工夫しています。 また、訪問者についてはテレビモニターホンであらかじめチェック。 事務室の奥には子育て支援室を併設。 お母さまの相談に応じたり、親子で遊んだりできる、明るい内装の空間です。
食育の一環として給食室は廊下側から見学できるようガラス張りに。 すべて手作りする料理やおやつは、専属の栄養士が栄養バランスなどを配慮して工夫し、献立ボックスで毎日のメニューをお知らせします。
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廊下は建物内部に設けたものの、各部屋の扉をガラス張りにして広がりを持たせています。 ブルーの壁紙が彩る階段ホール。 奥の壁に間接照明をあしらい、お洒落な雰囲気にまとめました。
トイレは黄緑色の扉で可愛らしくアレンジ。白い壁紙にはハート柄をちりばめました。
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ゆったりとしたエントランスも内外を見通すガラス張りの扉を採用。 ピロティーから園庭に面する外廊下へと接続。手洗場・足洗場も併設。
ソフトなピンク色の外壁が特徴。大型遊具を設けた園庭には、
お子さまの安全や環境に配慮した芝生も整備予定です。
クライミングウォールは全身を使って遊べる遊具のひとつ。
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園長先生の声

オーナー M様
事業主 H様

施設としての安心感と待機児童問題を抱える地域への貢献が決め手。
設備・仕様が充実したお洒落な空間で楽しく園児を迎えられます。

土地の新たな活用法を検討することになった経緯についてお聞かせください。

オーナー様 もともと有料駐車場として活用していましたが、まとめてお借りいただいていた方が転出されたので、何か新たな活用法はないものかと地元の不動産会社に相談していました。 そして紹介していただいたのが、サンヨーホームズさんです。 そのときはまだ、この地域で保育園のニーズが高まっていることなどまったく知りませんでしたが、詳しく説明していただいき納得。 単に収益性という意味だけでなく、保育所なら施設としても安心できるし、地域への貢献にもなる良い活用法だと思いましたね。

保育事業を展開する事業主さまに土地を貸すことにした決め手は何でしたか。

オーナー様 やはり大きなポイントはタイミング。しかも、認可保育所として市が公募していた条件のひとつが敷地面積300坪以上。 それくらいのまとまった土地はさすがにこの辺りでも少なかったのですが、私が活用を考えていた土地は300坪あり、前面の道路も広く、建築条件にぴったりと合っていたのです。 土地の賃料など気になる契約の条件面についても、こちらの希望を反映する形できっちりと決めていただき、話はとてもスムーズ。 もちろん、保育所としての活用は初めてのことでしたので多少の不安もあったものの、熱意を感じさせる営業担当の対応もあり、安心してお任せできました。

この地域で開園する意義をお聞かせください。また、完成した建物の印象はいかがですか。

事業主様 この地域は新興住宅地で子育て世代が増加傾向にあり、とくに深刻な待機児童問題を抱えていました。 そんな地域の状況の改善に少しでも役立つことができればとの思いから、今回の開園に至りました。完成した保育所は、天井が高くて、とても明るく開放的。 扉や窓などのガラス面が大きめにとられ、部屋によって使い分けた壁紙やタイルなどデザイン性に優れ、お洒落な印象です。必要に応じて複数の部屋をつなげて使えるよう、パーティションで間仕切っているアイデアも使い勝手がいいですね。

今回の保育所の特徴やアピールポイントはどのようなところにありますか。

事業主様 セキュリティを高める玄関のテレビモニターホンや、親御さんが外出先から様子を確認できるウェブカメラの搭載をはじめ、安心してお子さまを預けられる工夫を凝らしています。 とくに食事に関する取り組みは徹底し、添加物は一切使わずにすべて手作り。 調理スタッフも全員が栄養士で、アレルギーへの対応はもちろん、食育や食事指導などにも力を入れています。 さらに職員数は公立の基準よりも高く、看護師も当園では2人を配置。 しっかりとした理念に基づき、誰に見ていただいても自慢になる立派な施設になっているのではないでしょうか。 充実した施設や仕様と併せて、園児たちが入ってくるのが楽しみです。
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