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小規模保育園(大阪府)

重厚な既存の事務所を
遊び心あふれる空間へ一新

小規模保育園 外観

●所在地/大阪府

●敷地面積/ 481.07㎡(145.52坪)

●1階床面積/150.51㎡ (45.53坪)

●延床面積/ 276.35㎡ (83.29坪)

迎賓館として利用されてきた建物の事務所スペースが、地域の要請に応える小規模保育園へと生まれ変わり。

認定こども園の運営などを手掛けてきた事業主様は、地域からの要請に応える形で小規模保育園の新規開園を決断。 0~2歳児を対象とする定員19人以下の認可保育園で、既存の本園と併せて受け皿を拡大することにより、待機児童の解消に貢献しています。 時間的な制約があることも考慮して開園場所に選んだのが、お客様をもてなす場所として使っていた迎賓館です。 サンヨーホームズがかつて施工した建物で、構造を把握していたことに加えて、躯体がしっかりとしていたこともスムーズな改修へとつながりました。

改修工事を行ったのは、事務所に使われていた1階部分です。

まずは厨房などの必要なスペースを整えたうえで、柱が少ない大空間を実現できるというサンヨーホームズの構造の強みを活かし、開放的な保育室を最大限に確保しました。 「おひさまの温もりと森のような優しさが感じられるように」という事業主様のテーマに合わせ、柱は空の色の変化をイメージしてカラフルに彩り、収納ボックスに山や動物を描くなど、楽しいデザインを採用。 構造上必要な耐力壁は、パステルグリーンのお絵かきボードとして活用しています。
インテリアによる雰囲気づくりだけでなく、指挟み防止扉や角のない柱、床面積を有効利用できる吊り収納や折り畳み式の配膳カウンターなど、安全性や機能性も追求。 さまざまなアイデアを凝らすことで、お子様が安心して過ごせる理想的な空間が完成しました。
保育室
1 保育室は収納で年齢別にスペース分け。カラフルな柱や動物柄クロスで彩りました。
0歳児コーナー
2 0歳児コーナー。耐力壁はお絵かきボードとして活用。
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1歳児コーナー
3 1歳児コーナー
2歳児コーナー
4 2歳児コーナー、配膳窓と折り畳み式カウンターを設置。
園児用トイレ
5 園児用トイレはモザイクタイルなどで楽しく演出。
手洗台
6 手洗台は窓辺に効率良く配置。
ウッドデッキ
7 ウッドデッキではひなたぼっこが楽しめます。
敷地配置図、平面図

園長先生の声

園長先生 細部にまで気を配ってデザインしていただきました。
明るく楽しい雰囲気で、保護者の方からも「ここに来ると気持ちがウキウキする」とおっしゃっていただいています。
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