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多色構成の外観。屋根の上に3.78kWの太陽光発電システムを搭載。
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3世代6人が心地よく日常を過ごす間取りに
太陽光+太陽熱の経済性と 蓄電池の安心感をプラス
現在、ご夫妻・お父様・お子様の、合わせて6人で暮らしているY様邸は、2世帯住宅への対応も考慮して中央部にエレベーター室を設置。
主寝室や和室などを設けた1階と、洋室など4室を設けた3階をプライベートエリアとし、2階にパブリックエリアとなるLDKを広く確保しています。
また、南側のリビング・ダイニングは見通し良い形状とする一方、キッチンは来客時などにリビングから直接見えないよう、北側のやや奥まったところにレイアウト。
キッチン脇の扉から廊下を経て洗面室と直接行き来する家事動線にも配慮され、2階全体がぐるりと回遊できる間取りになっているのも特徴です。
■1階床面積/ 51.75㎡(15.65坪)
■2階床面積/ 55.48㎡(16.78坪)
■3階床面積/ 59.62㎡(18.03坪)
■延床面積 /166.815㎡(50.46坪)
■建築面積 / 59.62㎡(18.03坪)
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飾り棚や暖炉風のインテリア、エコカラットなどで、シックに演出したリビング。ダウンライトは、蓄電池から電力を直接供給できる直流型LEDを採用しています。テレビの脇には停電時に使える非常用コンセントも。
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レストランのオープンキッチンを思わせるカウンター付きキッチン。レンガ風タイルのほか、個性的な照明器具や扉でお洒落に演出しました。
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浴室から望む坪庭がご主人の自慢。実は2階バルコニー一角を囲い込んだもの。
昼間はコーナー部分に設けた窓から外光があふれる一方、夜は壁面の間接照明でやわらかく浮かび上がる主寝室。
この部屋も災害時などに家族が集まる場として、天井の照明器具を蓄電池で点灯できるようにしています。
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壁・天井のクロスから床や収納扉まで白で統一した娘さんの部屋。
爽やかな2面採光に加えて、上下に配した小窓がアクセントに。
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シンプルな内装の和室はミニちゃぶ台や和傘などの 小物で表情豊かにアレンジ。
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高齢のお父様が将来利用することも想定し、1~3階の各フロアを結ぶエレベーターも設置。
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太陽光発電+蓄電システム+太陽熱利用エコキュート
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計画停電で蓄電池が実力発揮!
新居に移ってまもなく、思いがけない計画停電で効果を発揮したリチウムイオン蓄電池の容量は1.57kWh。
小容量とはいえ、廊下や階段、トイレ、そしてLDKや主寝室の照明器具の電力をまかないました。
「朝・昼・夜それぞれに停電を経験することになりましたが、とくに夜については非常に有効性を実感しましたね。
懐中電灯のようなスポット的な明かりではなく、住まい全体を照らす光があるほうが行動半径は大きく広がります。
今後のことを考えても、いざというときに使える電気があるかないかで、対応に大きな違いが出てくるのではないでしょうか」とご主人。
ご近所一帯が真っ暗になった停電時も、いつもどおり明かりが灯るリビングで過ごし、ラジオやテレビをつけて情報を得ていたそう。
蓄電池からはモデムやルーター類にも電力が供給されるため、インターネットに接続することも可能です。
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階段のLEDスポットライトも停電時は蓄電池から電力が供給されるので安心。階段の壁を彩る飾り棚には化石のコレクションを並べ、幻想的にライトアップ。
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創エネ・省エネで家計も潤う!?
一方、「以前は光熱費の高さが悩みでしたが、今は驚くほど安くなりましたね」と奥様。
太陽光発電システム+太陽熱利用エコキュートを組み合わせたオール電化により、以前は月平均5万円ほどもかかった料金が約2万円に大幅ダウン。
太陽光発電による余剰電力の売電分を差し引くと、実質的な光熱費の負担は1万円台半ばになることもあるそうです。
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太陽熱利用エコキュート
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蓄電ユニット
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大地震に耐えてライフラインを守る“災害に強い家”
「地震大国の日本だからいつかは必ず大地震がくるだろうと考えたのが、そもそもの始まり」。
そう語るY様が住まいづくりで重視したのは、災害に対する強さ。とくに関心をもったのが、非常時のライフラインを守る家庭用蓄電池でした。
「太陽光発電システムや太陽熱利用エコキュートと併せて、いち早く取り入れていたのがサンヨーホームズさん。
カーテンウォール構法など地震対策が優れることも決め手になりましたね」。
初期費用こそかかるものの、国の省CO2推進モデル事業として補助金があったことに加え、ランニングコストでは割安感もあるというY様。
「坪単価でなく“年単価”という説明にも納得です」。
| 営業 東京支店 三木 健生 |
万一の際に役立つ基本性能が自慢
優れた耐震構造に先進の制震システムを組み合わせた地震に強い建物構造と、エコロジーかつエコノミーな仕様を高く評価していただきました。
東日本大震災のときも揺れが少なく、停電時に蓄電池が役立ったとお聞きし、私たちもひと安心です。
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| 設計 東京支店 守屋 喜福 |
先進の3世代住宅
建ぺい率59.62%と敷地をフル活用し2Pオーバーハングで駐車スペースを確保。
コンパクトで車椅子利用も可能なエレベーターを配置しました。
また、玄関ホールに広がり感を持たせる事に重点をおき、ニッチやガラスブロック・アクセントタイル・腰板・LED照明飾り棚等をバランスよく取り込む事に気を配りました。
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| インテリア コーディネーター 東京支店 堀川 久代 |
生活を楽しむ空間
ご要望いただきました多様な材料、家具、お手持ちのコレクション品等を機能性・演出も含めて、調和のとれた空間にお創り出来ますようご提案させていただきました。
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