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サービス付き高齢者向け住宅(兵庫県)
高齢者にやさしいハードとソフトを整え、
安心で快適な暮らしが叶う賃貸住宅を実現。

●所在地/ 兵庫県

●敷地面積/ 1104.42m2(334.08坪)

●1階床面積/ 448.21m2(135.58坪)

●2階床面積/ 448.28m2(135.60坪)

●3階床面積/ 448.28m2(135.60坪)

●延床面積/ 1344.77m2(406.79坪)

「サービス付き高齢者向け住宅」は、2011年10月施行の改正・高齢者住まい法により、新たな登録制度として創設。 バリアフリー構造などのハードと、ケア専門家による見守りサービスを特徴とし、建設費の補助をはじめバックアップ体制も整えられています。 そんな賃貸住宅の必要性を以前から感じていたFさま。 地域に貢献する土地活用法として採用されました。

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明るく家庭的なインテリアで統一された3つのフロアに
快適なデイサービス施設と安心の居住スペースを併設。

1階には食堂、ケアスタッフが常駐するヘルパーステーション、必要な施設を整えたデイサービスセンターを併設。 2階・3階が居住フロアになっており、18.00㎡のスタンダードタイプからお2人入居に対応した24.60㎡のキッチン付きタイプまで、予算に応じて選べる3つの間取りを用意しました。 全館通じたフラット構造の床や出入口の引き戸など、バリアフリーやユニバーサルデザインも徹底しています。
給食業者が朝昼夜の3食を手作りして入居者に提供する食堂。 壁や天井の白を基調として床にも軽快な色を採用し、全体に明るく家庭的な雰囲気にまとめました。 西側に広く設けた掃き出し窓からは外光を呼び込むとともに、奥の腰窓下部にはカウンターを兼ねた収納棚も設けて実用性に配慮しています。 右側には手洗いカウンターと厨房を設置。
2階・3階の各フロア中央部に、入居者同士が触れ合える談話室を配置。 住戸タイプA以外はキッチンを備えていないため、談話室内に自由に使えるIHクッキングヒーター付きシステムキッチンとミニキッチンを併設しました。
談話室内のIHクッキングヒーター付きシステムキッチン。 入居者専用のユニットバスは各フロア2つずつ。 脱衣スペースはエアコンも完備。 乾燥機を備えた共用の洗濯室は、汚物処理スペースも設置しています。
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スタンダードなC タイプの住戸。 全室ともトイレ・洗面台・収納・呼び出しボタン付き。
ベッド際に設置された呼び出しボタン。 住戸内のトイレも引き戸で大きく開放でき、車椅子でも無理なく利用が可能です。 各住戸のバルコニーは、見守りがしやすいようにあえて仕切りは設けていません。
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機能訓練や各種イベントの開催などに十分な広さを確保したデイサービス室。
手前の窓辺には一段高い畳コーナーを設け、座ったり腰掛けたりできるようにしました。
デイサービス専用の大浴場は、入居者もデイサービスに申し込めば利用可能。
洗い場が広く確保されているほか、窓の外に望む坪庭がゆとりを演出します。
大浴場の横にリフト付きの機械浴室も併設。 高窓を設けて採光・換気にも配慮。 デイサービス室に併設した静養コーナー。 もう1台ベッドを増設可能です。 デイサービス利用者の専用の玄関。
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混雑解消やプライバシーへの配慮などから、入居者とデイサービス利用者の玄関は分けて設置。 どちらも自動ドアを採用し、テラコッタ風のタイルを敷き詰めました。 ゆったりとしたエレベーターホール。壁面上部の間接照明でエレガントな演出も。
2つの玄関にはさまれたヘルパーステーション(事務室)はスタイリッシュに。 スタッフ用の休憩室にはロッカーや着替えスペースを用意。
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瓦や外壁の色使い、建物のデザインは、Fさまの母校に模してスペイン風のイメージ。
悠々自適に楽しく暮らせる家(メゾン)との思いをこめて「メゾン悠遊」と命名。
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オーナー様の声

オーナー F様

活用が難しかった土地を生かして新たなスタイルの高齢者向け賃貸に。
建物の優れた耐久性と相まって長く愛される施設を目指しました。

「サービス付き高齢者向け住宅」を建てようと思われた経緯について教えてください。

オーナー様 所有している土地は幹線道路から一筋入っているため、売るにも貸すにもなかなか相手が見つからず、当初はトラックの駐車場として貸していました。 ところが騒音や排気ガス、安全面でご近所から苦情があり、いずれは賃貸住宅を建てるしかないと考えていたのです。 そんなとき高齢者住まい法の改正が決まり、デイサービスや訪問介護ステーションをセットにした集合住宅が認められることに。 併せて介護保険法の改正で24時間の定期巡回・随時対応サービスが可能になり、賃貸住宅でありながら特別養護老人ホームに近い充実したサービスを、比較的安く提供できるのではないかと思いました。

「サービス付き高齢者向け住宅」の強みは、どのような点にあると思われますか。

オーナー様 高齢者にとって自宅に住みながら自立することも大切です。 ここでは入居者に対し、基本的なサービスを除いて過度なサービスはいたしません。高齢化が進むこれからの時代にこそ求められる住まいの形だと思います。 また、業界に先駆けて新法施行以前に同様のサービス付き住宅を建てたのですが、当時は施設の特徴を説明する適切な名称がありませんでした。 今回、法律で名称やルールが定められ、入居者の募集もしやすくなりましたね。新たなビジネスモデルとして将来性があり、サンヨーホームズさんとの連携を深めているところです。

経営面での不安はありませんでしたか。

オーナー様 今回、自ら訪問介護の会社を立ち上げてデイサービスも行うことにしましたが、その運営を含めて、実は詳細な資金回収計画や利回りは考えませんでした。 もともと土地は自分のものですから、利用者に満足していただけるサービスさえ提供していれば赤字にはならないはず。 サンヨーホームズさんの重量鉄骨造は耐久性も優れているので、長期のスパンで見て採算がとれればいいと思っています。

具体的なプランはどのように決められましたか。

オーナー様 4階建てや5階建てにすると戸数が多くなりすぎて空室の不安がありますし、給食を提供することを考えると10戸や20戸では非効率ということで、最終的に3階建て全30戸に決めました。 住戸を3タイプ用意したのは、単身者やご夫婦などできるだけいろんな方に入っていただきたいという思いと、施設としてバリエーションをもたせるという狙いから。 内装や設備については、以前にもサンヨーホームズさんには私の思いに応えるものを建てていただいていたので、そのグレード感とデザインをベースにお願いしました。

担当スタッフ

営業担当:河野 幸秀
プランに対するFさまの思いをくみ取ることはもちろん、国や地方の行政手続きや補助金の申請など、面倒な事務手続きもできる限りお手伝いさせていただきました。
営業担当:本位田 裕介
「せっかく賃貸住宅を建てるのなら、地域の方に喜んでもらえるものにしたい」と、Fさまからお話をいただき、ご要望を一つひとつ形にできるように努めました。
設計担当:平野 勝冶
親しみやすい雰囲気づくりを心掛ける一方、内装材や設備についてはコストを抑えつつ上質感あるものを採用しています。
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