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児童発達支援センター(愛知県)
さまざまな障害を克服して社会へと羽ばたく
お子さまの健やかな発育を側面からバックアップ。

●所在地/ 愛知県

●建物用途/ 児童発達支援センター

●敷地面積/ 634.62m2(282.72坪)

●施設棟床面積/ 199.57m2(60.37坪)

●事務棟床面積/ 33.12m2(10.02坪)

●延床面積/ 232.69m2(70.39坪)

児童発達支援センターとは、発達や運動機能に障害を持つ児童が、より良く社会へ羽ばたけるように専門の職員が訓練を行う通園施設です。 従来は行政主体で運営されてきましたが、規制緩和などにより今後は民間からの参入も期待されます。 2011年度に民間として愛知県内でいち早く認可を受けた施設が、2012年春に開園しました。

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安全性の確保を第一に考えた設備・仕様の徹底とともに
のびのびと快適にすごせる明るく開放的な空間づくり。

児童20人の定員に応じた広さを確保している建物内は、法令に基づいて訓練室および遊戯室を設置。 その2室に目が行き届きやすいよう、建物中央に事務室をレイアウトしているのが特徴です。 設計面ではお子さまの安全を第一に考えた設備・仕様を採用し、見通しの良い空間としたほか、多くの窓が囲む明るく開放的な雰囲気を創出しています。
3方向に設けられた大小多くの窓から自然の光がこぼれる訓練室。 歩行器の利用をはじめ、お子さまたちが遊びながらさまざまな訓練を行うことを想定し、ゆったりとした見通しの良い大空間が広がります。 割れたときに危なくないように窓ガラスにはフィルムが貼られ、思わぬ事故にもつながりかねないカーテンはあえて取り付けていません。
訓練室よりもひとまわり小さいものの、2方向に設けた掃き出し窓が広がりをきわだたせる遊戯室。 壁面に備え付けた鏡は割れにくいものを使用するなど、安全性に配慮しました。 訓練室の掃き出し窓はカーポート側に設け、直接出入りすることができるようになっています。
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訓練室と遊戯室には、お子さまが落書きしてもメンテナンスしやすい腰壁を採用しました。 玄関ホールは車椅子でもスムーズに出入りできる広さを確保。 正面の事務室からも見届けられます。
車椅子での利用や職員が補助することも考え、トイレは通常よりも広めにスペースを確保。 一部の重要な照明スイッチは
手が届きにくい位置に。
正面玄関は間口が大きめに開く引き戸を採用し、車椅子での出入りに配慮しています。
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カーポートを隔てた南側に隣接する離れは、主に職員の打ち合わせ室や休憩室として利用。 職員のオン・オフを明確に切り離すという意味もあります。 また、嘱託医による健康診断などを行う、医務室としても使われます。
送迎車を利用するお子さまは訓練室の掃き出し窓が普段の出入口に。カーポートが、雨の日も濡れずに乗り降りできる車寄せを兼ねています。 「省エネ・創エネや節電に配慮する時代の流れに加えて、長く利用していくことを考えれば電気代の節約にもつながるので」(Sさま)と太陽光発電システムを設置。 4.6kWの太陽光パネルを搭載しました。
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施設への不審者の侵入などを防ぐため、セコムのホームセキュリティを導入しています。
愛知県内では先駆けとなる民間の児童発達支援センターとして2012年春に開設。
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事業主様の声

事業主 S様

新たな施設の開設を求める利用者さまの声に応えると同時に、
福祉の職場における環境改善を図ることができました。

このたび、新築で開園されることになった経緯について教えてください。

事業主 S様 これまで既存の建物を改装して運営してきましたが、利用者さまから背中を押されるような形で新たな施設を建てることになりました。 民間の児童発達支援センターの場合、民家などを借りて細々と運営することが一般的であるのに対し、まだまだ3Kのイメージを持たれがちな福祉の職場環境を改善できればという思いもあります。 地元の工務店なども検討して最終的にサンヨーホームズさんにお願いしたのは、営業担当者のきめ細やかな対応と安心感を与えるお人柄が決め手です。

建設にあたってこだわられた部分、また、難しかった点はありますか。

事業主 S様 当初は予算の関係から木造が前提だったものの、長く受け継ぐことを考慮して鉄骨造を選びました。 サンヨーホームズさんに決めたのは、それも理由のひとつですね。仕様については障害を持つ児童がケガをしない工夫はもちろん、県の「人にやさしい街づくりの推進に関する条例」のクリアが必要。 高低差が大きい難しい土地にもかかわらず、最善の設計をして行政窓口との交渉もうまく行っていただきました。

予定通りの開園となり、お子さまや親御さんも喜んでいただいているようですね。

事業主 S様 子どもたちに良い環境の土地をいろいろと探した結果、自然に囲 まれた高台を選ぶことになりました。そのため建築の課題が多く、設計面でも工期の面でもサンヨーホームズさんにはいろいろとご尽力いただきました。 土地の購入当時は草が生い茂ってどうなるものかと心配しましたが、完成した建物や敷地を見渡して大変満足しています。

担当スタッフ

営業担当:田中 義信
土地の検討段階から打ち合わせを重ね、ご要望にしっかりと耳を傾けながら、きめ細やかな提案を心掛けました。
設計担当:桜井 洋一
土地が道路から4mほど高かったので、少しでもスロープの勾配を抑えるために建物を一番奥にレイアウトするなど、人にやさしいプランを吟味しました。
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