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デイサービスセンター(大阪府)
自家菜園に利用してきた広大な土地を
地域に役立つ高齢者向け施設として活用。

●所在地/ 大阪府

●建物用途/ デイサービスセンター

●敷地面積/ 455.67m2(137.84坪)

●1階床面積/ 246.35m2(74.52坪)

●延床面積/ 246.35m2(74.52坪)

●建築床面積/ 247.35m2(74.82坪)

広大な庭を自家菜園として利用してきたものの、年齢を重ねて
維持・管理に負担を感じていたオーナーのN さまは、安定した
土地の有効活用策としてデイサービスセンターを検討。
事業主さまにとっては地域で高まるニーズに応えることができ、
旧街道沿いに新たなにぎわいも生まれました。

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安心感や開放感をきわだたせる見通しの良い館内に、
安全への配慮とともに大浴場・足湯などの憩いを完備。

ほぼ正方形の平屋建ての館内は、玄関ホールからそのまま続く食堂・機能訓練室を中心に、相談室と事務室、洗面・脱衣室および浴室、福祉トイレ、配膳室(キッチン)、静養室などを完備。 他のデイサービスセンターではあまり見ないユニークな施設として、大浴場・足湯や喫煙室といった憩いのスペースも用意しました。 いずれもスタッフの目が行き届きやすく、利用者目線に立った設計としています。
縦横に大きく広がる食堂・機能訓練室は、昼食やお茶のスペースとなるほか、テーブルとイスを撤去して体操に利用したり、生け花など趣味の活動に利用したりすることも。 奥に設けた掃き出し窓3つに加えて、建物前面や静養室側の腰窓からも自然の光が入り、全体に明るく爽やかな印象に。 落ち着いた色調を選んだ床は、利用者の安全に配慮して弾力性のあるクッションフロアにしています。
食堂・機能訓練室の少し奥まったところが、各種運動器具を常設した機能訓練スペース。 2 方向を窓に囲まれ、明るい気分で機能訓練に励むことが可能です。 家庭的雰囲気の玄関ホールは、つまずきを防ぐフラット仕様。 側面に大きな靴箱を備え、奥の扉は引き違い戸を採用しています。
壁には手摺を設け、コーナーに丸みをもたせました。 利用者を見守れるよう、事務室もオープンスタイルに。 愛煙家用に喫煙室も。閉塞感を防ぐため正面はガラス張りに。
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ゆったりとした気分で湯浴みが楽しめる大浴場。 内装は濃い色のタイル張りを交え、落ち着いた雰囲気を演出しています。 浴槽の周りに手摺を備えるほか、洗い場にも手摺と高めの椅子を設置。 介助が必要な利用者のため、奥にはリフト付きの浴槽も併設しました。
冷えによる身体への負担を防ぐため、浴室の天井部分には洗い場に向けてヒーターも設置。 洗面・脱衣室の床には畳調の柄のクッションフロアを採用。 食堂・機能訓練室の一角に設けた足湯スペース。木目調の内装に囲まれて気軽にくつろげます。
3人が同時に利用できる洗面・化粧台は正面一面に大きな鏡をあしらい、開放感を演出。 車椅子のまま利用できるトイレは2室。 ゆったりと広い空間に、手洗いボウル、手摺、ナースコールなどを設置。 内装は清潔感ある白でまとめました。
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システムキッチンを備えた配膳室。 昼食は給食センターから届くため、主に食べにくい料理のカットや温め直しに利用します。 室内は台車の取り回しを考えて広めに設計しました。 配膳室は対面式とし、作業中も利用者と会話をしやすくしています。
静養室は食堂・機能訓練室の奥側にレイアウト。 利用時は入口のアコーディオンカーテンやベッド脇のカーテンで仕切り、個室化も可能です。 住宅街にとけ込むシンプルな外観。
前面に5台分の駐車スペースも確保しました。
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オーナー様・事業主様の声

オーナー H様
事業主
ヒューマンライフケア株式会社
近畿支社エリアマネージャー
原木様

手間の少ない安定経営を考えて出した答えがデイサービスセンター。
内外観の明るい雰囲気は、ご近所の方や利用者からも好評です。

土地をデイサービスセンターに活用しようと考えたきっかけはどのようなことですか。

オーナー様 当初は屋敷の庭を畑にして果物や野菜を育てていましたが、年をとるにつれて手入れが大変になり、何か別の活用法はないものかと考え始めたのがそもそものきっかけです。 とはいえ、売るにしても税金を納めるとあまり手元に残らず、アパート経営も難しいと感じていました。 そんなとき、すでに介護施設を建て貸ししていた娘の話や、介護事業を展開する事業者の担当者の話などを聞き、これなら運営が安定していそうだと思ったのです。 建築にあたっては他社からの誘いもありましたが、予算的に納得できたのがサンヨーホームズさん。 あまり借り入れが多くなると後が大変ですからね。

あまり馴染みのないデイサービス事業ということで不安などはありませんでしたか。

オーナー様 やはり当初は不安もありました。 すぐに閉鎖して出ていかれたらどうしよう…と。 しかし、実際の施設へ見学に行くなどしているうち、きちんとした事業主なら信用もあるのでいいかげんなことはしないと感じるようになりました。 収益面でも賃料と建築費のバランスを考えてプランしていただいたほか、サンヨーホームズさんは娘婿の推薦ということもあったので、安心して任せることができましたね。

完成したデイサービスセンターの建物を見られたご感想や印象はいかがですか。

オーナー様 もともと木がたくさん茂っていた場所が見通し良く開けて、周囲の景観がすっきりとした印象です。 これからは植木の手入れに要する手間も費用もかからないので、本当に助かりますね。 工場や店のように衛生面や騒音の心配も少ないし、通いで利用する施設なので、ご近所の方にとっても安心していただけると思います。 施設の中も見せていただきましたが、明るく広々とした大空間がすばらしいなと感じました。

今回のデイサービスセンター開設のきっかけと施設の特長について教えてください。

事業主様 ちょうどこのエリアで新規開設を考えているとき、オーナーさまの土地を活かしたいというお話をサンヨーホームズさんからいただきました。 これまで近畿エリアを中心に展開してきた他の施設同様、大きいお風呂と足湯が魅力の“ くつろげるデイサービス”がコンセプト。 従来の介護施設のイメージとは違う明るい雰囲気とし、床やクロスの色はインテリアコーディネーターの方のアドバイスも参考に、落ち着いた内装にまとめていただきました。 反響も上々で見学日初日から大勢の方にお越しいただいています。

担当スタッフ

営業担当:本位田 裕介
広い庭を活かしたいというオーナーさまと、新たな開設場所を探す事業主さまを橋渡しする形で実現。 お互いの収支についてもご納得いただける提案ができたと思います。
設計担当:平野 勝冶
安心・安全への配慮はもちろん、お風呂を特長とした楽しい施設になるよう、親しみやすい雰囲気づくりに努めました。
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