■1階床面積/101.85m²（30.80坪）
■2階床面積/96.47m²（29.18坪）
■延床面積 /198.32m²（59.98坪）
■建築面積 /102.68m²（31.06坪）

圧倒的な開放感で人を迎え入れる、玄関ホール＋LDK。
室内設計で求められたのは「くつろぎ空間となるLDKを広く」。ワンルーム構成で大空間をつくりだすとともに、さらなる広がりを生みだす視線の伸びにも配慮しています。縦方向への広がりを立体的に描く吹き抜けを効果的に配置しながら、スリットデザイン・透明な素材・大きく開け放てる引戸仕様などを適材適所に採用。また、廊下や階段にもゆとりを持たせながら、回遊性を備える動線計画、デッドスペースをつくらない収納計画を取り入れ、日々のゆとりと暮らしやすさをきめ細かい視点で実現しています。

玄関ホールはLDKとの間をフルオープンに開け放てる引戸仕様にして、ドアを開けて入ったところから奥まで長く視線が伸びるように、大きな広がりを実現しています。正面には上品な色合いのエコカラットをアクセントに、ニッチ（飾り棚）を配置。靴脱ぎスペースも来客用と家族用を分けるスタイルにし、迎賓空間としての趣を演出しています。

家事室を介し、キッチンから一直線上に配された洗面室&浴室。空間的にもゆったりとしたつながりが、家事ワークにゆとりを生みだします。

「子供たちが個室に引きこもらないように」とのご要望で、個室はコンパクトに。

2階ファミリーホールを、1階との関係が密な居心地のいい共有スペースとしています。

階段も吹き抜け構造にして、おおらかに開放的に設計。2階個室前からもダイニングまで視線が伸び、1・2階のつながりを強めています。

約8畳の広さの主寝室は、約4.5畳のウォークインクローゼットで収納力をしっかりカバー。

お嬢様の個室にも、ウォークインクローゼットを確保。

優しい色合いのツートーン外壁が、印象的。どっしりと重厚な寄棟屋根を頂いたボリュームのあるシルエットに、明るく軽やかな表情をつくりだしています。

外壁に合わせた色合いで、玄関までのラインを描いたアプローチ。ゆったりと大きくステップを重ね、距離感を演出しています。

玄関ドアは外壁面より少しへこませアルコーブ型に仕上げ、アプローチに奥行き感をプラス。

リビングにつなげる形で、南側に向けて大きく張り出させたサンルーム。3方向を開け放てる形で、 風通しよくプランニング。「外出時の物干しスペースとして重宝しています」と奥様。