ご主人の独立の夢を叶え、
家族のくつろぎを実現させた店舗併用住宅
#10 愛知県 A様邸
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■1階床面積/ 99.37㎡(30.06坪)
■2階床面積/ 87.78㎡(26.55坪)
■延床面積 /187.15㎡(56.61坪)
■建築面積 /101.03㎡(30.56坪)
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1F店舗部分
懐かしさと居心地の良さをテーマとした店舗の上に、
家族が集えるリビング中心の暮らしをレイアウト。
店舗のインテリアは、シンプルかつ高品質な家具づくりで定評のあるカリモクおよびホウトクの“ロクマルビジョン”に着想を得たもの。
1960年代に生まれた普遍的デザインを見直す取り組みで、「若い方だけに向けたカフェでなく、年配の方やお子様にも来ていただけるようにしたかった」というご主人の店づくりにリンクしています。
3方を窓が囲む店内は居心地が良く、手作りデザートや本格的な洋食も好評です。
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濃い色調のフローリングと白い塗り壁の空間に、クラシカルなテイストの家具を配置し、若い方には新鮮で、年配の方にはどこか懐かしい雰囲気に。
周囲にぐるりとめぐらせたソファは硬さにまでこだわり、「ゆったりと座れて、子どもがごろごろ寝転がれる」とお客様からの評判も上々とか。
テーブルの配置にもゆとりをもたせつつ、43席を用意しています。
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お客様とスタッフの動線が重なる厨房前面は広めのスペースを確保。そこにショーケースや緑を添え、壁面のモザイクタイルで華やかな演出も。
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洋食店勤務の経験を生かし、ハンバーグなどもソースから仕込んで手作りするご主人。幅広い調理に対応できる
本格的な厨房を完備しました。 |
店内一角に設置した飾り棚は広々とした店内のアクセントになっています。
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少し奥まった場所にあるトイレ前のスペース。間接照明がエレガントな雰囲気をきわだたせます。
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2F住居部分
2階に設けた住居のテーマは、まだ幼いお子様と一緒にくつろげる空間。
1階の玄関から階段を上がると直接LDKへ通じ、その周りに主寝室、洗面・浴室、子ども部屋2室を配置しているのが特徴です。
「リビングを必ず通るので子どもが大きくなっても出入りがわかります。
廊下がないぶん広く感じられるのもいい」と奥様。キッチン背後にはお店の書類を置くための収納も併設しました。
「家族が集まれること」をコンセプトに、LDKは住居の中心にレイアウト。
階段から扉を隔てた目の前に位置し、仕事を終えたご主人が上がってきたときも、すぐにダイニングやリビングでくつろぐことが可能です。
また、キッチンから全体に目が行き届き、奥様が家事をしながら子どもの様子を見守れるので安心。
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カリモク60の家具を配したLDK。廊下のない間取りにすることにより、約18帖という広めの空間を実現しました。
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子ども部屋2室はリビングの両側に設置し、家族のコミュニケーションがとりやすいように配慮しています。
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寝室もLDK側と直接行き来が可能。奥にウォークインクロゼットを併設することで収納力を高めました。
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その他
「お店で使うためのハーブなどを栽培したい」というリクエストに応え、2階の住居部分に大きめのバルコニーを提案。
開店して間がない現時点ではローズマリーなどの栽培を始めたところですが、ゆくゆくは種類を充実させていく予定です。
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住居の玄関は店舗裏側に独立させて設置。ただし、店舗の勝手口から住居玄関にかけて大きな庇を設けているため、雨天でも濡れずに行き来ができます。
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開店年がご主人と奥様の干支でもある卯であるため、イタリア語で野兎を意味する「LEPRE(レプレ)」と命名。そのイメージでロゴを作成しました。
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店舗の集客を左右する土地は時間をかけて探し、交通量の多い幹線道路沿いで2方接道の角地を選定。
近くには小学校やフォトスタジオなどがあり、親子連れなどの来店も見込める立地です。また、当初より前提としていた駐車場10台分は、正方形に近い土地の形状を生かしてすべて道路側に配置。一角には屋根付きの駐輪場も設置しました。遠くからでも認識しやすいよう
敷地の先端に看板を立てたほか、建物外壁3面に店名を掲げています。
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ご主人の独立の夢を叶え、家族のくつろぎを実現させた店舗併用住宅
長年にわたり飲食店で勤務し、結婚を機に喫茶店経営の夢を叶えようと考えたご主人ですが、なかなか理想的な物件が見つからなかったそう。
そんなときに出会ったのが、サンヨーホームズのホープメイト(パートナー会社)にあたる地元の不動産会社で、両社がタッグを組んで店舗併用住宅にふさわしい土地探しから始めていきました。
そして、候補地があがるごとに設計の打ち合わせを重ねたおかげもあり、土地が決まったあとのプランはスムーズ。
「外観も内装もお伝えしたイメージをうまく形にしていただけました」「住居部分が広く使えて気に入っています」と、ご主人も奥様も納得の新生活がスタートしました。
| 営業 中部支店 向山 敬輔 |
総合的な提案に努めました
立地や地型など厳しい条件に適う土地探しから協力させていただきました。
とくに店舗デザインについてはトータルな提案を希望され、契約前から各スタッフに参加してもらうことで納得いただけるプランができたと思います。
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| 設計 中部支店 桂川 守 |
子育てにも配慮しています
仕事をしながら子育てもされるということですので、住居部分に関しては間取りから設備・仕様まで極力ストレスがないように心配りしています。
外観は住宅併用と見せないように工夫し、モダンなスタイルに仕上げました。
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| インテリア コーディネーター 中部支店 宮田 みどり |
店舗全体をコーディネート
今回は店舗の内外装に加え、ロゴマーク、ショップカード、マグカップ、ユニフォームのデザインなどもお任せいただきました。
作成にあたってはご希望に耳を傾け、手描きの下絵でわかりやすい提案を常に意識しています。
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| 工事担当 中部支店 岸上 憲太郎 |
防音性の高さも自慢です
耐震性・耐久性はもちろん、標準仕様の建物でも防音性に優れるのがサンヨーホームズの自慢! 窓はペアガラス、外壁の断熱材の密度も高いものになっているからです。
大通りに面しているのに騒音はまったく気になりません。
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