【施工事例】スキップフロア特集
注文住宅はスキップフロアがオススメ!
空間を有効活用した間取りと施工事例を紹介
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目次
- スキップフロアとは?
- スキップフロアとロフトとの違い
- スキップフロアのある間取りのメリット
- 限られた土地の中で、空間を有効活用できる
- 段差を活用して収納スペースを確保できる
- 広々とした開放感が生まれる
- スキップフロアをつくるときの注意点
- 空調や断熱への配慮が必要になる
- 建築費用や固定資産税などのコストが上がる
- 地域によって規定が異なる
- 施工事例をもとにスキップフロアのおすすめ活用例を紹介
- 活用例①:子供部屋・書斎スペースとして活用
- アップフロアや中2階(スキップフロア)により空間に変化を持たせたLDK
- リビングから子供を見守る中2階のアップフロア
- 活用例②:リビングの畳コーナーに取り入れる
- 平屋のLDK横にアップフロアの畳で空間を演出
- 縁に腰を掛けられる畳の間
- 活用例③:スキップフロア下を大容量収納として活用
- アップフロア下部の広々収納スペース
- 床下も収納として活用した、スキップフロアのウォークインクローゼット
- 活用例④:スキップフロアと吹き抜けで、リビング+αの空間として活用
- リビングとほどよい距離感のワークスペース
- スキップフロアのある戸建て・注文住宅ならサンヨーホームズにお任せください
スキップフロアとは?
スキップフロアとは、段差を利用して小上がりや中2階を作るなど、縦の空間を上手に利用する間取りです。一般的な住宅は各部屋を壁や廊下で仕切りますが、スキップフロアは段差により空間を仕切るので、開放感を演出しながら用途による使い分けもできます。
スキップフロアを取り入れることで、ガレージや収納など天井高さを必要としない部屋では低くし、リビングなど開放感が欲しい部屋は天井を高くすることで、暮らしに合わせて天井高をカスタマイズすることができます。
また、スキップフロアは、狭い土地や平屋に向いていると言われています。その理由は、限られた空間を「自由に」「効率的に」活用できるからです。吹き抜けと併用し、家族といつでもコミュニケーションを取れる空間にしたり、段差で生まれたスペースに収納を作ったりできます。
スキップフロアとロフトとの違い
スキップフロアが「段差を利用した空間づくり」なのに対し、ロフトは「天井と屋根の間にあるスペース」のことを指します。スキップフロアは数段の段差で空間を仕切ったり、1階と2階の間に中2階を作ったりなど、ロフトに比べ自由度が高いところが特徴です。
また、ロフトは建築基準法により「天井高1.4m以下」や「床面積が同じ階層の床面積に対し2分の1未満」など多くの制限があります。一方、スキップフロアには法令上の明確な制限はありません。このような「空間をデザインする自由度の高さ」がロフトとの違いです。
スキップフロアのある間取りのメリット
スキップフロアは遮るものが少ないので、一体感のある楽しい空間を作り出せます。そんなスキップフロアの大きなメリットは「空間の有効活用」と「広々とした開放感」です。
限られた土地の中で、空間を有効活用できる
限られた土地に住宅を建てる場合、縦空間の使い方が重要になってきます。3階建ても選択肢の1つですが、建築基準法により実現できない場合もあります。 スキップフロアであれば、床をアップダウンさせ、段差で空間を仕切ることで、床面積を減らすことなく、必要なスペースを確保したり、吹き抜けにすることなく高い天井の空間をつくることができます。
このように、決して広くない土地でも「空間を有効活用しながらオリジナリティのある間取り」が実現できるメリットがあります。
段差を活用して収納スペースを確保できる
限られた空間でもスキップフロアを用いることで、収納スペースを増設することができ、空間を有効活用できます。
一般的に、戸建ての収納面積は住宅の広さに対し10~15%前後の広さが必要と言われていますが、実際には6~7%程度の住宅も多いようです。
土地が手狭な場合、収納を削って生活空間を広く取ることもあるでしょう。 その際スキップフロアなら、中2階や階段下の空間を利用することで、収納スペースを確保できるメリットがあります。
広々とした開放感が生まれる
スキップフロアは壁や扉が少ないことが特徴のため、ロフトとは異なり縦方向の視界が開けて開放感のある間取りが実現できます。また、スキップフロアと同時に吹き抜けも活用すると、どの階層にいてもコミュニケーションが図れる楽しさもあるでしょう。
さらに、段差で空間を仕切るので実際の面積より広く感じられ、限られた土地でも「従来の間取りより開放感を感じられる」というメリットがあります。土地の広さに左右されず「開放感のある住宅」を建てたい方に最適な間取りです。
スキップフロアをつくるときの注意点
スキップフロアには多くのメリットがある一方、空調やコストについて配慮する必要があります。また、地域によってスキップフロアに関する規定が異なるため注意しましょう。
空調や断熱への配慮が必要になる
スキップフロアは住居全体が連続した空間になっているので、空調が効きづらい傾向があります。部屋の温度調整に時間がかかってしまうことや、電気代が高くなる場合もあるでしょう。
そのため、空調がうまく循環するように、シーリングファンの設置や効率の良い空調設備の取付け、床暖房の導入などの対策をする必要があります。スキップフロアの設置を検討する際には、住宅会社と空調設備に関しても相談するようにしましょう。
サンヨーホームズなら、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)が標準仕様となっており、北海道地域の断熱性能を有しているので、スキップフロアを取り入れても住まい全体が快適な暮らしを実現します。
建築費用などのコストが上がる
スキップフロアは、一般的な間取りの2階建てに比べ建築費用がかかります。構造が複雑になるため、材料費や工事費が高くなる懸念があります。また、安全のために、スキップフロアの重さなどによって、建物がどう変形し、どう応力が生まれるのか「構造計算」が必要な場合もあるでしょう。
サンヨーホームズでは、邸別に「構造計算書」を作成し、お渡しさせていただきます。
地域によって規定が異なる
住宅を建てるには、自治体から建築許可を得る必要がありますが、自治体によってはスキップフロアが3階建ての扱いになったり、そもそも設置が認められていなかったりします。
スキップフロアを取り入れたい際は、スキップフロアの建築実績が豊富な住宅会社に建てたい地域で実現可能か相談すると良いでしょう。
施工事例をもとにスキップフロアの
おすすめ活用例を紹介
スキップフロアは、収納スペースだけでなく、子供部屋や書斎、またちょっとした和室などにも活用できます。スキップフロアの建築事例をご紹介します。
活用例①:子供部屋・書斎スペースとして活用
スキップフロアは、子供部屋や書斎に向いています。お子さまは秘密基地のように楽しめるほか、書斎としてもコンパクトで集中しやすいでしょう。
アップフロアや中2階(スキップフロア)により
空間に変化を持たせたLDK
ダイニングとキッチンのスペースを、リビングよりも1段上げたアップロアにすることで、空間にメリハリを持たせています。さらに、リビング横の階段には、お子さんが遊んでいても目が届く中2階の多目的スペースを設けました。中2階の床下は、収納スペースとして活用できます。
リビングから子供を見守る中2階のアップフロア
2階に上がる階段の途中に、お子さまの遊び場として活用できるアップフロアを設置しました。リビングのソファーやキッチンからも見渡せるので、お子さまの様子を見ながらくつろぐことができます。成長と共に勉強スペースとしても活用するなど、使い方の変化に対応できる便利なスキップフロアです。
活用例②:リビングの畳コーナーに取り入れる
スキップフロアの「段差で空間を仕切る」という特徴を活かすと、洋風のリビングと繋がる空間に、違和感なく和室を配置できます。
ここでは、リビングに畳コーナーを取り入れた事例を2つご紹介します。
平屋のLDK横にアップフロアの畳で空間を演出
LDK横には、アップフロアにすることで変化を感じられるモダンな和室を配置しました。扉を閉めると、畳のある落ち着いた和の空間として使うことができます。和室の奥には、光の入る掘りごたつ式のカウンターも備え、作業にも適した空間です。
縁に腰を掛けられる畳の間
27帖あるLDKの横に、腰を掛けられる畳の間を配置しました。LDKとは別空間を演出しながらも、家族や友人とコミュニケーションをとりやすい間取りです。寝室にも利用できる広さがあり、床下収納も備えた利便性の高い和の空間に仕上がりました。
活用例③:スキップフロア下を
大容量収納として活用
スキップフロアを作ると、フロア下にスペースが生まれます。そこに大容量の収納を作れば、生活空間と収納スペースを無駄なく確保できるでしょう。
ここでは、スキップフロアのアイデアを活かした大容量収納をご紹介します。
アップフロア下部の広々収納スペース
お子さまが秘密基地のように楽しめるアップフロアの下には、大容量の収納スペースを作りました。リビングやキッチンのすぐ横に配置しているので、必要なときすぐに取り出せます。スキップフロアの間取りを効果的に使った収納事例でした。
床下も収納として活用した、
スキップフロアのウォークインクローゼット
寝室に併設されたアップフロアのウォークインクローゼットには、便利な床下収納を作りました。寝室に設置した扉とウォークインクローゼット、どちらからも床下収納にアクセスできる使い勝手の良さが魅力。限られた空間をスキップフロアにより上手に活かした事例です。
活用例④:スキップフロアと吹き抜けで、
リビング+αの空間として活用
スキップフロアは、高低差によって緩やかに空間を分けられ、心地いい一体感とほどよい距離感が生まれます。スキップフロアの上部を吹き抜けにすると、2階から自然光と風が届きます。
ここでは、スキップフロアのアイデアを活かしたリビング+αの空間をご紹介します。
リビングとほどよい距離感のワークスペース
LDK+αの空間として、吹き抜けとスキップフロアを配置。リビングダイニングを見渡せるスキップフロアには、パソコンを設置して家族みんなのワークスペースとして使用しています。
スキップフロアのある戸建・注文住宅なら
サンヨーホームズにお任せください
スキップフロアは、空間を有効活用しながら家族のつながりも感じられる間取りです。壁では無く段差で仕切るため、日当たりや風通しも良く、限られた土地でも開放的な住宅に仕上げられるでしょう。しかし、設計や施工の難易度が高いので、経験豊富なハウスメーカーに相談する必要があります。
サンヨーホームズでは、スキップフロアを始めとする、強い構造を用いて大空間を創りあげることを得意としています。住まいづくりのお悩みを解決し「理想の暮らしを形にできるご提案」をいたしますので、ぜひお気軽にサンヨーホームズまでご相談ください。
ゆとりモア3D
スキップフロアのある住まいで、暮らしにリズムを。住まいの空間に3次元の発想をプラス。スキップフロアの魅力は、立体的に空間がつながる面積以上のゆとり感。風や採光、天井高のなどのメリットもたくさん。コンセプトプランの間取りもご覧いただけます。
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