新築リビングで失敗しない！
人気の間取りプランや
広いリビングを叶える
アイデアを紹介

家族が集まる快適なリビング空間に！失敗しない間取りの考え方

快適なリビングをつくるには、家族に合った広さを確保するだけではなく、キッチンやダイニングとの位置関係や、家事動線・生活動線にも配慮する必要があります。

①LDKの広さは家全体の
バランスをみて決める

リビングの広さを決めるときは、家族の人数を目安にしましょう。 公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会は、LDKで最低必要な広さの目安となる基準を「居室が1部屋の場合は8畳、2部屋以上の場合は10畳以上」と規定しています。 居室が1つ増えるごとに、LDKのスペースも2畳分増えます。 つまり、3人暮らしなら12畳以上、4人暮らしなら14畳以上のLDKが必要といえるでしょう。

ただし、LDKの使い方や家族の価値観によって、快適な広さは変わります。 この記事で述べている広さはあくまでも参考程度にとどめ、依頼先のハウスメーカーとLDKの広さに関する考え方を共有し、計画を立てることをおすすめします。

②ダイニング・キッチンとの
位置関係を考える

リビングのタイプは、ダイニング・キッチンを併設した一体型と、分離型の2種類です。 一体型ではキッチンとリビングの距離が近くなり、家族がふれあいやすくなります。 反面、キッチンの生活感がリビングに漂わないように、こまめな掃除が必要です。

キッチンが離れている分離型は、生活にメリハリをつけられます。 ただし、キッチンからリビングの様子がわかりにくくなります。 リビングで小さな子どもを遊ばせている家庭では、分離型を採用すると安心してキッチンに立てないことがあるかもしれません。

一体型も分離型も、良い面と悪い面があります。 それぞれの特徴に配慮して間取りを決めることが重要です。

③スムーズな家事動線にする

間取りを決める際は、家事動線を重視しましょう。 キッチンや洗濯機、トイレ、浴室など水回りの設備を近くにまとめると効率よく家事ができます。

また、リビングの近くに家事動線を配置すれば、近くの家族とふれあいながら家事ができます。

家事が楽な間取りについては、life style KURASI’TE（ライフスタイルクラシテ）の「家事がラクな暮らし」も参考にしてください。

④リビングと部屋との配置は
家族の生活動線を意識する

家事動線だけではなく、家族の生活動線も意識して間取りを考えると良いでしょう。 朝や夕方、それぞれが準備をしたり帰宅したりするときに、生活動線が混雑しているとスムーズに動けません。 直線的な動線だけではなく、通路を引き返さなくても済む回遊動線も検討してみてはいかがでしょう。

間取りを考える際は、玄関からリビングへ向かう来客動線も意識しましょう。 キッチンを来客動線から離れた場所に配置すると、来客がリビングに入るときに生活感を隠しやすくなります。

人気の間取りのメリットと注意点

リビングで人気の間取りは、I字型リビングとL字型リビングです。 I字型リビングは奥まで視線が届きやすい一方、採光性に配慮が求められます。 L字型リビングは採光や通風を確保しやすい反面、体感的に狭く感じる場合があります。

I字型リビング

I字型リビングは、リビング・ダイニング・キッチンが直線上に配置した間取りです。 ダイニングとキッチンが向き合った横に、リビングが並ぶパターンもI字型リビングに含まれます。

キッチンとリビングの間にダイニングを挟むかどうかで、同じI字型リビングでもキッチンとリビングの距離感が変わります。

【メリット】キッチンから
家族を見渡しやすい

I字型リビングは、部屋の奥まで視線が届きやすい間取りです。 ダイニングやリビングに向かって対面型キッチンを設置すれば、家事をしながらリビングの様子をうかがえます。 視線を遮るものがないため、キッチンで料理をしながらリビングのテレビを見ることもできます。

また、LDKが一体になり、空間を広く感じられる点もI字型リビングのメリットといえるでしょう。

【注意点】採光計画には注意が必要

I字型リビングは、日当たりに注意する必要があります。 日当たりの良い方角に窓を設けたとしても、窓がキッチン・ダイニング・リビングの端にあれば、奥の方まで光が届かない可能性が高いでしょう。

リビングの日当たりを良くするためには、キッチン・ダイニング・リビングの横に窓をつくることをおすすめします。 また、リビング上部を吹き抜けにして高い位置に窓を設けると、明るいリビングとなります。

L字型リビング

L字型リビングとは、キッチン・ダイニング・リビングがL字型に並んだ間取りです。 リビングとキッチンは、それぞれL字の端の部分に位置します。 ダイニングからはキッチンの様子もリビングの様子もうかがえますが、キッチンとリビングにいると、お互いが隠れがちになります。

L字の形次第で、キッチンとリビングの距離感が変わる点を理解しておきましょう。

【メリット】2方向の窓で
通風・採光を確保しやすい

L字型リビングは、リビングとダイニングがそれぞれ窓に面しているので、採光や通風を確保しやすくなります。 角地の場合は、リビングとダイニングが並ぶ面と、ダイニングとキッチンが並ぶ面2カ所に窓を設けられ、さらに明るく風通しの良い空間となるでしょう。

また、キッチン・ダイニングのまとまりと、リビングとで自然に空間を分けられる点もL字型のメリットといえます。 家具をレイアウトしやすくなり、食事するスペースとくつろぐスペースに分け、メリハリのある暮らしになります。

【注意点】空間が狭く見えてしまう

L字型リビングは、壁で視線が遮られてしまいます。 壁があることは間仕切りという点ではメリットともいえますが、キッチンから家族の様子やテレビなどが見えにくくなります。

また、見えない部分があれば、本来のLDKの広さよりも狭く感じるでしょう。 特に、間口の狭い敷地の場合は、狭く感じがちです。 大きな窓で視線の抜け感をつくるなどして、窮屈さを感じにくいよう工夫すると良いでしょう。

【建築実例】快適で広いリビングを
叶えた間取りのアイデア

吹き抜けや勾配天井、スキップフロアなどを取り入れると、快適で広く感じるリビングを実現できます。 さらに、大きな窓を設けると、明るく開放感を味わえます。 建築実例を参考に、マイホームの間取りをイメージしてみましょう。

開放感抜群！
リビング階段×吹き抜けの
大空間リビング

洗面室や浴室を2階に配置して、広々としたリビングを確保しました。 頑丈な鉄骨構造なら、柱の数が少なくても2階建てのマイホームをしっかり支えられます。 リビング階段は吹き抜けになっていて、リビングにいても２階にいる家族の雰囲気を感じ取れるでしょう。

寝室と洗面室や浴室が連なる2階は、寝室を中心に据えた回遊動線で移動がスムーズです

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間接照明で温もりを演出する広々LDK

I字型リビングで、南側の大きな窓から差し込む日差しが明るく室内を照らします。 また、板張り風の折上げ天井と間接照明で、広々とくつろげそうです。

隣接する和室は、引き戸で開閉できます。 アップフロアになっているため、引き戸を開いたままでも空間にメリハリを感じられます。

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ダウンフロアでリビングを広く見せる

ソファとテレビが向かい合った部分の床を少し掘り下げて、広く開放感のある空間に仕上げました。

水廻りはリビングを囲む回遊動線となるように配置され、キッチンやトイレ、洗面所にスムーズにアクセスできます。 また、洗面所と脱衣所が分けられており、お風呂を使っている人がいても気兼ねなく洗面所に入れるように配慮されています。

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2階リビングの大きな窓で採光抜群！

広々としたL字型のリビングが、2階に配置されています。 リビングとダイニングの横の大きな窓からは、たっぷりと光が差し込みます。 窓の外は、リビングとフラットにつながるデッキスペースです。 キッチンからも視線が届くので、広さを感じ取れるでしょう。

ダイニングテーブルはキッチンと同素材で、インテリアに統一感をもたせています。

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広いリビング間取りの
戸建・注文住宅なら
サンヨーホームズにお任せください

快適なリビングをつくるためには、家族の人数などに応じた広さを確保し、ダイニングやキッチンとの位置関係や、家事動線・生活動線がスムーズであるかにも配慮しましょう。 なお、人気のリビング間取りは、I字型リビング、L字型リビングです。

サンヨーホームズは、耐震・制震に優れた鉄骨構造で、柱や壁のない大空間のリビングを実現できます。 そして、世代やライフスタイルが変わっても永く住みつづけられる「長寿命」な住まいを提案します。 広々としたリビングの注文住宅をご検討の際は、ぜひご相談ください。

「柱スパン最大 7.28m」となる大空間リビング提案「ゆとりモア」や、スキップフロアを取り入れ天井高さに変化をつけた暮らしに豊かさをプラスする提案「ゆとりモア3D」も、合わせてご覧ください。